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｢鯉登少尉殿！先程鶴見中尉殿から連絡が………！｣
｢……………何！？今行く！！A、ついて来い！｣
とうとう来ました！やっと杉元さん達に会える！
そして漫画で言うと、鯉登少尉の初登場回！
私はこの回を何度も読んだり、アニメでもリピート再生した。
まさかそのシーンが生で見れるとは思わなかった。
私は鯉登少尉と一緒に杉元さん達がいる部屋に行った。
部屋に入ると、白石さんと杉元さん(マスク被ってるけど)、犬童典獄に変装した鈴川の姿があった。
もう、この場にいるだけで最高だ。
｢Aちゃん…さっきからニヤニヤしてるけど大丈夫？｣
｢はい。お気になさらず。｣
｢どうした鯉登少尉。｣
｢鶴見中尉が旭川へ到着するまで白石には誰とも接触させるなと指示されているはずですが….｣
｢中尉の言いつけを守らんといけないのですかな？淀川中佐。｣
｢戻れ！お前など呼んどらん！｣
｢犬童さま……｣
くるぞ………くるぞ………
｢ち〇ちんぬきなっもひたなぁ。｣
きたーーー！！鯉登少尉の薩摩弁！！
いや、会った時から薩摩弁だったけど、それとこれとは別！
｢ち〇ちん？｣
｢犬童さまが月形の樺戸監獄を務められていた時、薩摩藩の囚人たちと接する機会が多く…薩摩の方言を流暢に使いこなすとお聞きしました。｣
｢鯉登…何のつもりだッ｣
｢さっきおいが、なんちゅうたかこたえてみっくんやんせ。｣
くるぞ…薩摩弁の会話が！
｢……よがへるとひえっくっもんでな。｣
｢あさはてあぶいがいりもすな。｣
｢わがばっかいしぃちょっど。｣
｢つっぎゃげくうこっがあいもすか。｣
｢さけのしおけにがっついじゃっど。｣
最高すぎる……スマホのICレコーダーで録音すれば良かった……
｢じゅじょなのんごろじゃっどきっもした。｣
｢いまごっはよおなりもした。｣
パァン パァン
｢鶴見中尉の情報では犬童四郎助は下戸だ。｣
あぁ、終わっちゃった。もう最高すぎて鼻血でそう…
｢…むぅ、舐め腐りおって…こいつなんてさっさと皮にしてしまえば良かったんだ。｣
｢白石は殺さないでくださいッ鶴見中尉に叱られてしまう！私がッ｣
パァン
｢杉元ッ｣
｢俺は不死身の杉元だッ｣
あぁ…フラグ回収ありがとうございます。
もう思い残すことはありません。
｢A、何ボーッとしちょる！白石達を追うぞ！｣
あっ！まだ空から落ちるシーンが終わってないんだった！
………そうだ。いいこと思い出した！
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年5月21日 10時
