3.団子屋 ページ5
どうしよう……
声をかけるつもりじゃなかったのに口が勝手に……
とりあえず笑顔で会話するしかない！
｢お疲れ様です。今日はお休みですか？｣
｢あぁ。お前確か…鶴見中尉の…｣
｢はい。姪の鈴宮 Aです。尾形上等兵も団子買いに来たんですか？｣
｢あぁ。たまには良いかと思ってな。｣
｢そうですか！でしたら一緒に行きましょう。｣
そうして2人は団子屋に入り、私は頼まれた4本、尾形上等兵は2本を購入し、団子屋前にある席に座った。
｢ん。やる。｣
尾形上等兵は私に1本の団子を差し出してきた。
｢いいんですか？ありがとうございます！……んー美味しい！｣
ここの団子本当に美味しいんだよね！しかも、まさか尾形上等兵と団子を食べるとは思わなかった。私は尾形上等兵の方を向き、銃を背負ってるのを気づく。
｢……なんだ。｣
｢あっ、いえ。尾形上等兵っていつも銃持ってるなと思って…｣
｢あぁ、いつどこで何が起こるか分からないからな。常に離さずに持ってる。｣
かっこいいなぁ…尾形上等兵に銃の扱いを教えてくれたら、上手くなるかな。
｢あ、あの尾形上等兵！私に銃の扱い教えてくれませんか？｣
｢何が目的だ？｣
｢…私幼い頃から鶴見中尉達にお世話になって、そろそろ自分の身は自分で守らなきゃと思って。あと………
尾形上等兵が撃ってる姿がかっこいいから………｣
………何言ってんだ自分！！恥ずかしい！！！顔が赤くなる！！絶対無理って言われる！言われたらすぐこの場から逃げよう！！
………と思っていたが
｢…はっ、面白い、いいぞ。けど俺は厳しいから覚悟しろよ。｣
え？今いいって言った？気のせいじゃないよね？あの尾形上等兵が？頭の中がパンク状態！！
｢おい聞いてるか？｣
｢は…はい！ありがとうございます！！｣
変なこと言ってたのにまさかOKもらうなんて！
尾形上等兵って意外と良い人だったりして。
これから頑張らないと！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 75人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ゴールデンカムイ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あいあい - え？甥じゃなくて姪なんですか？金カムのファンなら基本設定は守りましょうよ、現代ならまだしも戦時中の日本の陸軍に女なんて入れませんよ、てか女に軍入る資格なんてなかったですし軍の中に女性がいるのはせいぜい慰安婦的な役割ですよ。夢小説とはいえ勉強不足では？ (2020年4月15日 8時) (
レス) id: 863a870784 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - ハクさん» コメントありがとうございます！続編もよろしくお願いします。 (2019年6月6日 22時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 続編決定おめでとうございます。これからも更新楽しみにしています！ (2019年6月6日 20時) (レス) id: e68df6da4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コロッケ | 作成日時：2019年5月12日 19時
