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十三日 ページ14

「なんでしょうか?」


森畠は宇佐美の呼び掛けに笑顔で反応する。


「今日やる事はここの紹介も含め外の雪掻きだよ」

「了解致しました」


そう言うと宇佐美と尾形は上着を着始めたので、森畠も二人を真似して上着を着た後、兵舎の外へ出た。

外へ出ると、やはり地元とは段違いで寒い。
手袋を手にはめているが、あまり意味は無いぐらい寒かった。


「ひゃぁ〜。今日は冷え込むなぁ…。」

「...で、ですね...」


森畠は身体だけでなく言葉まで震えが伝わり、とてもぎこちない話し方になった。


「毎年、ここ北海道の雪はこんなに降るんですか?」


森畠は自分に抱きつき、震えながら2人にそう聞いた。
尾形と宇佐美はその質問に少し考え込んで口を開く。


「うーん...。どっだっけかな。尾形は覚えてる?」

「いや」

「役立たず」

「あ?」



上等兵達はそんな小さな口喧嘩を交わすと、その瞬間に人の声が遠くで聞こえたのを二人は聞き逃さなかった。


「...どっかで一等卒共がサボってるなぁ」

「だな。この声は...三島かな?」

「後、野間もいない?」


森畠にはどんな声かは余りの寒さで聞き取れ無かったが、二人はどんどんと森の中を進み声の主の元を探り当てた。

そして建物の曲がり角を曲がると、そこにいたのは、月島軍曹と共に歩いた時に横切った者達だった。

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赤青ほとゝぎす(プロフ) - 忍者氏さん» コメントありがとうございます!はいっ勇作さんも大好きで大好きで予定より早めですが登場させました!あの笑顔って営業スマイルって呼ばれてるんですね…!(伝わってるのがすごい)笑顔がぎこちない尾形上等兵も大好きでこちらも登場させました! (2019年2月13日 18時) (レス) id: e1ece6f77f (このIDを非表示/違反報告)
忍者氏(プロフ) - こんばんは!勇作さんでましたね…!尾形の営業スマイルが思い浮かびます笑今回のお話もとても好きです( ´∀`) (2019年2月13日 0時) (レス) id: 5510d14e32 (このIDを非表示/違反報告)
赤青ほとゝぎす(プロフ) - 忍者氏さん» こんばんは!私ニコニコ初めてだったんですが、まさか.....反応してくださるとは思ってもいませんでした(--;)そして、最近最新なくてすみません。勉強の野郎が邪魔をしてくるんです.....w (2019年2月4日 22時) (レス) id: e1ece6f77f (このIDを非表示/違反報告)
忍者氏(プロフ) - めろんMiiです!お久しぶりです。ニコ生面白かったですね…僕もなにかコメントすればよかったです笑 (2019年2月4日 19時) (レス) id: a461264cdc (このIDを非表示/違反報告)
赤青ほとゝぎす(プロフ) - めろんMiiさん» ありがとうございます!(●´▽`●)やっぱり男前のキャラはカッコよく登場させなければと言う使命感が働きまして...^^ (2019年1月4日 14時) (レス) id: e1ece6f77f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤青ほとゝぎす | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年12月12日 23時

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