【d!】学校1の地味子、実は個性の塊だった。 (ページ3)

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3 地味子、驚かれるページ3

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__学校

『おはようございます。』

イメチェンした次の日の
教室はざわついていた

そりゃそうだろう声、表情こそは同じと言えど
髪型や背が全然違うのだ

「どうしたの！？地味子！
全然、見た目違うじゃん！？」

『いやいや？、髪切っただけだし
猫背を直したから高く見えるだけ！』

「もう地味子何て言えないな……」

ｷｬｰｷｬｰと騒ぐ皆を無視し
席に着き本を読み始める

(予想以上の反応だぞ？
しかし、はよ図書室に行きたい……)

___休み時間、図書室

俺は授業が終わったあと
直ぐに図書室に向かい小説を読み漁る

すると後ろからポンポンと肩を叩かれる

『ん？あ、エミさんじゃんどうしたの？』

エーミール此処の図書委員長だ
生徒会らしいが詳しいことは分からない

本をきっかけに仲良くなった

エ「嗚呼、やっぱりAさんか
随分と変わって居たから分からんかった」

『そんなに変わったか？』

エ「ほんまですよ、印象１８０度
変わりましたどうしたんです？いきなり」

『いい加減地味子って言われるの
疲れたから見返してやろうと思って』

エ「嗚呼………成る程」

エミさんは妙に納得したようにうなずく

『あっ、そう言えばエミさん
本借りてたよな返すわ！』

俺は本を手渡す

エ「ありがとうございます
どうでしたか？この本」

『いや、めちゃくちゃ良かった！
特にヒロインが悪女を______』

エ「分かるわぁ！」

こんな感じで一日は終わる

この日常が壊れることは無いだろう

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