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姉さんの泣き声が響く中…
何かを感じた。
何だか分からないような…
芥川と中島…もちろん姉さんも気づいてない。
なんだ…これは…
貴「っ!?水流華!!
水泡(すいほう)!!」
巨大な泡が私たちを包み込む。
その瞬間、何個ものつららが泡に弾かれた。
中「っ…あいつか…」
貴「でも、どこにいるか分からない。
どこだ?あいつは…」
姿が全く見えない。
ただつららが私たちに飛んでくるだけ。
貴「………っ」
私の異能力…水流華の水泡は技の中でも1番体力を使い、1番辛い技。
長時間やるのは無理だ。
どうする…?
游「大丈夫よ」
姉さんは私の肩に手を置き、もう片方でグーサインを見せた。
貴「中島と芥川は良いかもしれないけど…!
姉さんには…」
游「大丈夫だって!私を信じなさい」
私の水泡が、見たことある光で打ち消された。
貴「…姉さん…!?」
游「お姉ちゃん、なめんなよ?」
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宇宙 - 面白かったです!続きが見たいです更新待ってます! (2016年12月12日 22時) (レス) id: c36e1fb932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光波 | 作成日時:2016年12月9日 21時