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芥川side
游「あの子は私の妹。
あの子に否定されたって、私はあの子を助ける」
その目はあいつと同じだった。
儚げながらも、強く生きようとする。
芥「僕とて同じこと…」
僕はあいつを救い出す。
今、決意した。
人虎と手を組むのが納得いかぬが…
游「ところで、
Aは誰に攫われたんです?」
芥「貴様らの父親だ。
僕も彼奴に敗北した」
游「えっ…」
中「どうかした?」
女は下を向いて、小さく言った。
游「そんなわけ…あの人は…
死んだはずです」
中「なんだって!?」
芥「それは真か?」
游「はい。
私、あの人の葬式に出ましたから…」
ならば、あいつを拐かしたのは誰だ?
僕が負けたのは誰だ?
芥「ならば、竜司とは誰だ?」
游「竜司…?
その人はそう言ったのですか!?」
芥「あぁ、何か知ってるのか?」
游「父さんの弟の名前です。
その人も竜司です」
1つの案が浮かんだ。
そこにいるとはわからぬ。
何故か、僕は確信していた。
あそこにいる…と…
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宇宙 - 面白かったです!続きが見たいです更新待ってます! (2016年12月12日 22時) (レス) id: c36e1fb932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光波 | 作成日時:2016年12月9日 21時