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8話 光の花と闇の花 ページ26

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2人の姉妹がいた。









1人の姉は親に愛され、なんの心配もなく光の中で鮮やかに咲き誇っていた。









だが、妹は親に嫌われて人生の大半を牢屋で過ごし、親を憎みながら育った。









そして、妹は“殺し”を知り何十人の人を殺し続けてきた。









そして、ある日少女は黒い光を見つけた。









それの光は、少女に手を差し伸べた。









少女は躊躇わず、光を掴んだ。









それから数年が経ち…









少女はその光のもとで黒い花弁を開かせた。









黒く光る花弁を持つ少女に光は恋した。









光は少女を守ろうと誓う。









だが、少女は親に拐かされてしまった。









光は、自分に絶望した。









自分は弱い…だから少女を守れなかった、そう言って自分を責め続けた。









その時、その光と正反対の白い光が見えた。









「芥川、お前は強い。
だけど…それで自分を責めていてもAちゃんは帰ってこない」









黒い光…芥川は白い光に言われて気がついた。









そんなこと言っていてもしょうがない、









今は少女を助けるのが先だ、と。









そして、白い光の後ろには白い花がいた。









「あの子は私の妹。
あの子に否定されたって、私はあの子を助ける」









白い光…中島と









白い花…游凛が









芥川と共に









光を失い、枯れそうな花を探し始めた。

〃→←〃



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宇宙 - 面白かったです!続きが見たいです更新待ってます! (2016年12月12日 22時) (レス) id: c36e1fb932 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:光波 | 作成日時:2016年12月9日 21時

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