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暑さと静かさ ページ15

そんなこんなでクーラーが取り付けられやっと涼しくなってきた。




「ひゃあ〜〜最高!」




ゴロンと床に寝転がって涼しさを満喫。
いいね、本当に最高。




SN「んAちゅわあん!今日の晩ご飯はスペシャルだからねぇ〜〜!」




テンションの高いサンジが私に近寄ってくるのをルフィが阻止。




AC「つかれた」




ぐだーっと私の隣にうつ伏せで寝転んだエース。
エースのほうに体を向けた。




「おつかれ」


AC「ん。やっぱお前が一番の癒し」


「あはは、なにそれ」




私の頰を触って嬉しそうに目を細めるエース。




AC「俺、お前に死ねって言われたら死ねる…」


「じゃあその手離して」


AC「無理」




なんだコイツ。
私の頰を伸ばしてはツンツンして遊ぶエース。




AC「なあ、抱きしめたい」




そう言って私の目を真剣に見る。
おかしくてつい笑いそうになった。




「だめです」




そうエースに言って起き上がる。
お腹すいたなあ…そう思うと自然とキッチンに向かう足。




SN「あ、Aちゃん」




ニヤニヤしたサンジが私を呼ぶ。
なによ…




SN「はい、あーん」




そう言われて口を開けると口の中にキノコが入ってくる。




「おいしい」


SN「ごめん、Aちゃん」




なぜか謝られて首を傾げると頭がくらくらした。
なんか、気持ち悪い。




「ん〜〜…なにこれ」




ふらついた私をサンジが受け止める。




SN「大丈夫か?」


「ん…サンジ」




何だったんだろう。
変だった気分が収まった。




SN「クソ!欲望に勝てなかった俺を殴ってくれ…!」


「何言ってんの…」




変なサンジが愛おしくなってぎゅうっと抱きしめた。




「サンジ〜〜」


SN「ぶはっ…Aちゅわん…」


「ふふ、サンジかわいい」




なんだろう、変な気分。

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作者名:ちいず 。 | 作成日時:2020年8月21日 23時

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