デレキノコ�� ページ16
LF「なんだもう食ったのか？」
そんな声が聞こえて振り返ればルフィ。
かわいい、本当かわいい。
「ルフィ〜〜！」
サンジから離れてルフィを抱きしめる。
はああん、かわいい。
「ルフィかわいい。好き」
LF「俺も好きだ！」
「結婚しよ」
ぎゅうっと強く抱きしめるともっと強い力で抱きしめ返してくるルフィ。
「どうしよう、可愛すぎる」
LF「かっこいいって言えよな…」
「あはは、ルフィはかっこいいよ」
そう言うと顔を赤くして笑うルフィ。
…もう、好き。
LW「お前ら…うるさいぞ」
そう言いながらキッチンに入ってくるロー。
SN「狭いから出て行け」
「サンジ、嫌わないで」
SN「ぶふっ…Aちゃんは良いんだよ！」
鼻血を出すサンジ。
ローがため息をつきながら私とルフィを連れて行く。
「ロー、髪濡れてるのかっこいい」
LW「！？！？」
椅子に座らされてローの頭に手を伸ばす。
届かないけど。
「拭いてあげようか？」
LW「…どうしたお前」
「ん？」
首を傾げると口元を手で隠して目を逸らしたロー。
LW「誰かコイツに変なもの食わしただろ」
そう言ってみんなを見る。
ビクッと肩を震わすエースとルフィとサンジ。
「変なもの？」
LW「何食わした」
私たちの問いにエースが口を開く。
AC「キノコ」
キノコ…？
え、キノコがなに？
AC「ほら、前に俺たちが食っただろ」
「あー。BBQの時…」
AC「あの店に行ったんだよ。そこで買った」
そう話すエース。
…つまり、私あの変な店のキノコ食べさせられたってこと？
「毒じゃん…」
もはや毒キノコじゃん。
がっくりしてるとローに見つめられた。
「な、なに？」
LW「体に害は無さそうだな」
「…心配してくれるの？」
きゅん。とする胸。
LW「…やめろその顔」
「どの顔！？」
生まれつきこの顔ですけど。
SB「どんなキノコを食わせたんだ？」
無駄に興味津々なサボがそうエースに聞く。
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月21日 23時
