女装コンテスト�� ページ45
NM「お金に困ってるらしいじゃない」
お昼前、暇すぎて寝ようかと思っていた時。
島中に響き渡る叫び声でここまで来たナミとウソップ。
US「二度とこの島には入りたくねェ…」
「言ってくれれば迎えに行ったのに」
ダイニングテーブルに座るふたりの前に水を置いて向かい側に座った。
「まあ、お金に困ってないことはないけど…」
あのお金にうるさいナミだ。
悪い予感しかしない…
US「うんうん、だよな…やめとけよナミ」
NM「やめるわけないじゃない」
ナミの目が輝いてるけど…何を企んでるの。
NM「昨日ね、あの洞窟を使って違う島に行ってみたのよ」
「使ったのね」
あの洞窟って…そうゆう気軽なものだったっけ。
NM「そこでこんなものを見つけたの…！」
US「はあ…どうなっても知らねェ」
そう言いながら私にチラシを渡すウソップ。
そのチラシのタイトル…
「え！？なにこれ…女装コンテスト？」
なんだその危なげなタイトル。
しかも上位3名には賞金が送られるとか。
NM「1位は200万ベリー、2位は100万ベリー、3位は50万ベリーよ！」
「うわあ、欲丸出し」
まあでも、金欠な私たちにとってはこれ以上ないほどにいい話かも。
だって私に被害ないし。
SB「何の話してるんだ？」
悪いことを考えてると頭に肘を置かれた。
邪魔…
US「俺は知らねェぞ…」
「ウソップビビリすぎ」
怒られても殺されるわけじゃないんだから。
NM「ふふ、丁度いい所に…！」
「ナミ、落ち着いて」
目がベリーだよ。
不思議そうに首を傾げたサボが私の隣に座る。
こっち向きに座るなよ…前見て。
SB「んなことより、今日買い物行ったんだろ」
「そうだけど…」
SB「俺も行きたかった」
「いや、知らんがな」
そう言いながら抱きついてくるサボ。
鬱陶しい…
US「仲良すぎねェか？」
NM「慣れなさい」
やめて。
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月21日 23時
