少女は【Fate/GrandOrder】 (ページ8)

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『こ、ここは…？』

「起きたかい?こんにちはA。いや、天宮と言ったほうがいいのかな？」

私の目の前に立つ少年はひと目でわかった…

神だ。

「早速だけど君にはとある世界に行って欲しいんだ。」

『えなんで急に？私はもう死んだ。死んだんだ。
　もう、人間の世界なんて……。気持ち悪い。』

「そう言わないでよ。救ってほしい人がいるんだ！」

『人間？？人間なんて嫌いすぎるんだけど。無理。ほかを当たって』

無理無理。人間はろくでもなく、愚かで自分勝手で自己中でクソ。
そんなやつ、しかも私が知らない人間救うなんて気持ち悪いにも程がある！！

そう思って、寝っ転がる。絶対にやらない、行かないぞアピールをした。

『あれ、てか…テングウって誰だよ』

私は疑問だった事を神に述べた。

「あ〜、それは君の前世だよ。
　信じないと思うけど、君は事故でなくなったんだ。
　そしてこの僕が君の魂を拾い上げて、あの世界に飛ばしたんだ」

いや〜、中々に傑作だったよ。
女の子の人間が生まれない世界に女の子を与えるっているのは！！っと、無邪気な笑い声が聞こえる。
私にはそれは奇妙かつ、気色悪く見えた。こいつがこいつが居なければ…私はみんなは…。こいつをこいつを先に…殺す

「あ〜！！ダメダメ！逆上しないでよ！天宮！君らしくない』

『ﾁｯだからっ！さっきからなんなんだよ！！私はテングウって名前
　知らない！私は№0658、ユウガオ、そして……
　父さんに貰ったこのAという名前しか知らない！』

言い切った、こういうと私はかなりの名前を授かったんだなと思った。それと同時に不可解な涙が零れ落ちそうになる

「はぁ〜あ、よっぽどこの世界が印象に残っちゃったかなぁ。
　まぁ、いいよ。君の前世見せてあげる」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

『はぁぁ〜！！やっぱりFGO最高！！
　キャラもいいし、何より藤丸の人間味が失うのも心に来る〜！』

『おかぁさん！！今日の夜ご飯なにー！』

『な〜！△△！！一緒に帰ろう！』

約18年分の記憶が流れ着いてきた。スッと私の中に入るように
ｰｰｰｰｰ

「わかったかい？」

『あ〜、うん。ある程度了解。私は前世の記憶も戻った。
　でもね、約ニ世代の記憶が私の中に流れてるんだよ。

　人間はやっぱり無理だよ…嫌いだ…。』