◆３◆ グレンSIED ページ4
実力を隠しておかなければ
いつ、柊の上層部に消されるか
分かったものではないと言うのに
しつこく素性を調べようと深夜は
何度も何度も話しかけて来るのだ
グ「黙れ、し……」
ガラッ
「黙れ、しつこい」と言おうと
口を開いた時、教室のドアが開く
担「えっ、A様…！」
女教師がひどく慌てた声を出す
誰が来たのか少しは気になった
目線だけ向けると、真昼がいた
深「あの子、真昼じゃなくてAね」
深夜は見透かしたように言った
あぁ、よく見れば髪型が少し違う
目も僅かだか釣っている
この時、十年ほど前のことを思い出す
真昼は双子の姉がいると言っていた
こいつがその姉だろうと理解する
似ている、一卵性双生児だと言っていた
貴「変な要望を申し上げますが、
可能なら聞き入れてくれますか？」
担「どのようなことでも…！」
柔らかい物腰をした声だったが
どこか、威圧を感じる質をしている
真昼とは異なる威厳を感じさせた
貴「一瀬グレンの前にしてください」
担「お、おっしゃっていることが…」
まったくその通りである
深夜と言いAと言い何なのだ
柊家の人間は何故関わろうとする
貴「私の要望を聞けないのですか？」
一瞬だけだが寒気がした
背筋が凍るような暗い感覚だ
殺気なのか邪気なのか分からない
ただ、異質な何かを感じたのである
担「どうぞこちらへ…」
貴「礼を言います、ご苦労でした」
柊Aは表情を変えず近づく
俺を確認するかのように凝視し
睨んでいないのに恐怖を感じる
深「おはよー、Aも同じクラス
だったんだ」
貴「貴方と馴れ合う気はありません」
柊の人間は仲が悪いのだろうか
いや、この女がひどく冷たいのだ
無機質な声は美しく凛としていたが
感情などこれっぽっちも無かった
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美鈴愈(プロフ) - 鈴醐さん» それは…、ちょっと現実じゃ考えにくいかもしれないですね(*_*)ですが、過去には王族などの濃い遺伝子を残すために親近婚などが認められていた時もありますので……どうかな？詳しく考えていきます( ・∇・) (2019年12月5日 11時) (
レス) id: 8d195bcaa7 (このIDを非表示/違反報告)
鈴醐(プロフ) - 一応血繋がってんのに結婚できんのかな・・・という思いを我慢しきれず書きに来ましたwwwあ、でもお話は面白いです！ (2017年7月22日 18時) (レス) id: 6c5bc2a353 (このIDを非表示/違反報告)
美鈴愈 - イラストありがとうございました！分からないことがあったら質問させてもらいますね！( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年3月2日 13時) (レス) id: d06c1fe5e8 (このIDを非表示/違反報告)
常夜リリス(プロフ) - 美鈴愈さん» いえいえこちらこそ……！！また何かあったら言ってください！！！ (2016年3月1日 1時) (レス) id: 254d761d29 (このIDを非表示/違反報告)
美鈴愈 - 載せましたー！本当にありがとうございます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年2月29日 20時) (レス) id: d06c1fe5e8 (このIDを非表示/違反報告)
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