Brother (ページ42)

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紫耀side

朝から優太にぃの顔色が悪い。でも優太にぃは俺のことは良いからって言って熱が出ているれんかいの看病をしてる。

そして俺らも最初は優太にぃとれんかいを心配してたけど、あまりにれんかいがしんどいそうだから優太にぃの心配が薄れていったんだ。

櫻井先生「久しぶりだねみんな」

優太「久しぶりっす！櫻井先生」

れんかい「「うわああああああん！」」

櫻井先生「あはは苦笑こんなに泣かれるとは思わなかったよ」

玄樹「すみません、久しぶりだから余計に怖がっちゃって…」

櫻井先生「そっかーじゃあ、聴診させてね～」

しばらくして診断が出た。季節の風邪が悪化して熱が出たらしい。

点滴打って帰ることになった。

櫻井先生「優太、ちょっと残って」

優太「あ、はい」

勇太「先行っとくね」

俺らはれんかいが点滴を打たれている部屋で優太にぃを待つことにした。れんかいはさっきまで針を見て泣いていたのに今は寝ている。

「やっぱり優太にぃしんどかったのかな…」

玄樹「もっと気にかけてあげるべきだったかな？」

勇太「後回しにしてたから…」

3人で後悔ばかり募って、雰囲気がお葬式状態だった。