【アイナナ】(続) 敏腕マネージャー蓮くんのアイドル密着24時【男主】 (ページ30)

今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:138,159 hit

070.「我慢してた分」ページ30

少し経てば、その手が服の下に侵入して、素肌に天の冷たい手が直に触れられる。

冷たい感触にあからさまにビクッと身体が仰け反ってしまい、かなり恥ずかしい。

腹の方にも触られて、不覚にも感じそうになって必死に声を抑えていると天にキスをされた。

舌が入ってきてかなり好き勝手に動かされて、息も出来ないので次第に生理的な涙が両目から溢れていく。

「蓮くん……」

やっと唇が離れてキッと天を睨みつける。
こっちは息も絶え絶えなのに、天は余裕の表情を崩さない。

もーー何なのこの18歳！！！
見れば見るほどイケメンだし！！！

そんな俺の気持ちなど知る由も無く、素肌を触って止まっていた天の手は一気に俺のTシャツを捲り上げた。

露わになった俺の上半身を舐めるように見て、人差し指で絶妙な力加減で触れられる。

「んん、やぁ……」

「……可愛い」

くすぐったくて、もどかしくて、俺は声を漏らしてしまった。

そして上半身の至る所に人差し指を滑らせたのち、俺の寝間着のスウェットの中に手を忍ばせていく。

やめてやめてそれ以上は……！！

「て、天……まってまって、むり…！」

「待たない」

「だめ、や……んんっ」

それからは何もかも考えられないくらい、優しく触れられて、天を受け入れた。

俺を見る天の瞳が熱を含んでいて、2年間こんな風に見られていたのかと思うと、身体中が熱くなった。

最中、天は俺を気遣ってくれて、触れられる度にそのまま天の気持ちが流れ込んでくるような感覚に陥って、俺はただただ天が良くなる事を願い続けた。

下なんか、最初絶対無理だって思ってたけど、途中からは少なからず俺もほだされた感があって、正直居た堪れない気持ちだよ……

まぁそんな事より今は

「う"ぅーーーーーーー腰いってぇ」

「……蓮くんごめんね」

「マジ10代の体力には着いていけないよ……」

「今まで我慢してた分、止まらなくて」

「このぜつりん天使め………」

「蓮くんが可愛い過ぎるのが悪い」

「可愛いわけねえだろ」

前言撤回。天使じゃない。こいつは悪魔だ。

そして枕に埋まる俺の頭をさわさわと撫でている天に耳元で「もういっかいしよ？」と言われた時はさすがにドン引いた。

3回続けてしたのにまだするの！？
若いって狂気！！！！

俺は本当に次したら気を失うレベルなので、後日にしてもらうよう本気で頼み込んだ。

不服そうな天だったけど「…しょうがないな」と言ったのを確認した後、俺は眠りについた。