ケンカップルですが何か？２【そらる】

続き ページ42

『…ぁ、LINE来てたんだ』



はしゃぎすぎて一気に疲れが来て、2人とも休憩タイム。



「そらるさん？」



『うん』



ちらりと後ろから覗き込んでくる



特にやましいのもないし全然いいんだけどね



LINEを開くと、まふくんたちとの鍋も終わり今から帰るとの事だった




『え、もうそんな時間なんだ…』



「ほんとや、はしゃぎすぎてて時間忘れとった」



『やー、楽しかったね！』



「せやな！じゃあそらるさん帰ってくるなら掃除しておいとまするわ」



『掃除？！そんなのいいよ』



「いや、荒らしといてそのまま帰る訳にはいかんわーw」



そう言ってせっせと片付けを始める志麻さん。



こういうの率先してできるのすごいなぁ



と関心しながら、私も志麻さんに続き片付けをする








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『よし！こんなもんかな、』



「だいぶ綺麗になったな」



『うん。ありがとね志麻さん。ごめんねお客さんなのにこんなことさせちゃって…』



「ええよええよ！俺がしたくてしたんだから。んじゃーな！楽しかったわ！」




『うん！私も楽しかった！！またね！！』




志麻さんが帰り、しんと静まり返る家。





『……1人、か』



もうすぐ帰ってくるってわかってても、1人の空間というのはどことなく虚無感というか、そういうものが襲ってくる。




『…そらるに会いたい』




今日2度目の発言。


自分でもびっくりしてる。



でもねーやっぱり好きなのは好きなんすよ。ね。




好きな人には会いたいものなんっすよ。








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「……会いに来た、よ」

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