彼女と僕の毎日〜6月〜【まふまふ】

最終日 ページ19

それから、キヨ、XYZのメンバー…他にも沢山の友達が色々してくれた。



そ「…最後は…俺らだね」

『そらるさんしか残ってなくない？』

ま「僕だよ」

『え！？ 私、何もないよ！？』

ま「大丈夫、大丈夫 そこにいて？」




僕とそらるさんがマイクを持って立つと曲が流れ出す。




流れ出したのはAの一番好きな曲【ロメオ】。




ま・そ「「選んで？」」



歌いながら二人で膝まづいて、手を差し出す。




すると、Aは笑顔でそらるさんの手を取った。




会場は爆笑の渦に包まれ、僕だけ動揺。




ま「なんで！！？」

『そらるさんの手って触れないよ！？』

そ「そうだよ そらるさんの手はレアなんだよ？」

ま「知らないですよ！！ てか、早く離してくださいよ！」




逆の手を引いてそらるさんから離す。




『やだなぁ、怒らないでよ ドッキリだよ！』

ま「焦るからやめて！」






そ「次は…俺から祝辞なんだけど、なくていいよね？ だから、飛ばしてまふから挨拶ね」

『あの司会すごい雑だよ！？』






ま「えっとー、お忙しい中来てもらって悪いね！」

キヨ「すげー腹立つじゃんw」

ま「長々話してもあれなので、一言だけ 絶対にAに手を出すなよ！！」

luz「Aから来るんやけど、その場合は許されるん？」




ふと、声のする方を見るとAがひっついていた。




ま「わぁぁぁ！！！ なんですぐルスくんのとこ行くの！！」

『ん？w』




そのあと、Aが皆にお腹に子供がいると伝えると皆がさらに祝福してくれた。




楽しいパーティーは終わり、家で喋る。




『まふくんに言いたかったんだけどね』

ま「ん？ 何々？」

『さっき「なんでルスくんのとこに行くの！」って言ってたでしょ？ その理由のこと』

ま「うん…まさか…本当は僕よりルスくんの方が好きとか？」

『違うよw 単純にまふくんの反応が面白いから』

ま「はぁ！？」



『でも、そんな私を好きになってくれて…結婚してくれてありがとう。』



『まふくんの支えになれてるか分からないし、これから沢山の迷惑を掛けると思う。

でも、精一杯支えになっていくつもりだから。

こんなふつつかな私ですが、今後ともよろしくお願いします。』

ま「勿論…よろしくね」




僕らはお互いの足りないところを補い合いながらこれからの人生を過ごしていくのだろう。





ま「愛してるよ」







何年でもAを愛し続けることを誓います。


fin.

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