彼女と僕の毎日〜2月〜【まふまふ】

2月7日 ページ8

突然ですが、まふくんと別居生活が始まりました。




と、言っても連絡は頻繁に取り合ってるし、寝る前には電話をしている。



なぜこうなったかと言うと…




＿＿＿＿



ま「今日から作業部屋に籠ります。」

ま「だから、作業用の家に行くんだけど…大丈夫？」




まふくんの言う「大丈夫？」は4日にストーカー被害があったから、一人でも平気かと言うこと。




『大丈夫！』



ここで心配させてしまえば、仕事に影響を及ぼし兼ねないので、嘘でも平気を装わないと…




ま「何かあったらすぐに連絡してねっ！！」

『わかってるってー』




すごく心配しているまふくんを押して、家から追い出す。




ま「大学も作業も頑張ってねっ！」

『まふくんも頑張ってね』

ま「…お互い頑張ろう…！」

『頑張ろうね！ほら、早く行って早く帰って来てっ』

ま「わかった！いってきます！」

『いってらっしゃい』



まふくんが見えなくなるまで手を振って見送った。


＿＿＿＿




こうして始まった別居(笑)生活です。






そして今はいつも電話をする時間。


ちょっと楽しみにしている自分がいる。



プルルル…



『きたっ！』



慌てて電話に出ると、聞き慣れた大好きな声が聞こえてきた。




ま「A〜」

『まふくん！』

ま「今日はどんな1日だった？」



そこから始まる私のしょうもない友達との会話とかを相槌を打ちながら聞いてくれるまふくん。



一通り話し終えると、まふくんは「僕はねぇー」と話し始める。



まふくんの声を聞いているとだんだん瞼が重くなる。



何かで「好きな人の声は眠たくなる」と聞いたことがある。



まふくんが次の話題に入った所で私は申し訳ないと思いながら眠りに落ちた。





ま「その時マホトくんがね！…あれ？A？」

ま「…寝ちゃった？」

ま「ふふっ…いい夢見てね…おやすみ」







＿＿＿＿


朝起きて、スマホの画面つけたら通話中の文字が。



『いや、繋がってたんかい。』



充電の無駄なので切ってよ。


おかげで、充電10%だよ。

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