彼女と僕の毎日〜2月〜【まふまふ】

2月22日 ページ23

私は眠たい目を擦りながら、Twitterを開けば何やら騒がしい。



何かと思って見れば今日は【ネコの日】らしいではないか。



『今日ってネコの日らしいね』

ま「まふてるの日だよ」

『毎年懲りないね』

ま「まぁまぁ、ってことで、はい！！」



まふくんが元気よく渡してきたのは猫耳ヘアピン。



『え、なんで』

ま「ネコの日だからね！」

『さっき、まふてるの日って言ってたよね』

ま「じゃ、これも」



追加で渡してきたのはまふてるの人形。



ま「これも！」



さらに追加してきたのはまふてるの巨大クッション。



すると、まふくんは私の手から猫耳ヘアピンを取って、私に着けた。



そして、無理矢理まふてるのクッションの上に座らせると、写真を撮り始めた。




『って、ちょっ！！ 何してんの！？』

ま「ん？写真撮ってるんだよ？」

『そうだけど！そうじゃない！』



『確かに 私可愛いから撮りたくなるだろうけど』

ま「撮るよ〜 はい チーズ」

『無視しないで！！』

ま「んん？ww だって否定することじゃないし」









ま「ちょっとトイレ〜」



まふくんが出ていったのを確認すると、私はみるみる顔を赤くした。



『さらりと言ってくれるんだよなぁ…』



否定することじゃないってことは遠回しに可愛いって言ってくれてるってことなんだよね。



体育座りして顎を膝にのせ、まふてるを赤くした頬を隠すように持った。







それを、まふくんが黙って写真を撮っていたなんて知らずに。




ま(スマホのロック画面にしよう)



勿論、それがロック画面になることも。








＿＿その五分後にバレた。＿＿



『正座しなさい。』

ま「ごめんなさい。」

『隠し撮りは犯罪です。』

ま「すみません。」

『…私もまふくん隠し撮りしてました。』

ま「正座しなさい。」

『どめん。』

ま「正座って言ったのに胡座かかない！」

『まふくんこそ 女の子座りだよ！？』

ま「性別逆になってない？」

『もしかして私達…入れ替わってる！！？』

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