2月13日 ページ14
予定を切り上げてAのいる僕の家に急いで向かった。
自分家の前に立って深呼吸をする。
今まででこんなに緊張したことはあっただろうか。
ま「…よし!」
ドアを開けて明かりの点いている部屋に向かう。
ま「A…?」
『あ、まふくん…』
ソファーに座ってココアを飲んでいるAは僕の分まで作って横に座るように促した。
ま「隣に座ってもいいの?」
『…大丈夫』
少し距離をとって座る。
『話なんだけどね』
ま「その事なんだけど…僕からでもいい?」
『…うん』
きっとAの話したいことは別れ話なんだろうと思って、その前に僕の気持ちを伝えとこうと思った。
ま「Aが僕に対して好きって気持ちがないなら別れるよ。
でも、僕はこれから先何年経っても Aしか愛すことできないと思ってる。
それくらいAを愛してるから。」
初めてこんなに真剣に愛してるって言った。
『それって…別れる前提で話してる?』
ま「え?」
『私がまふくんを好きじゃないっていつ言ったの?』
ま「それって…」
『確かに…拒絶はしちゃったけど…別れる気なんてない。』
ま「A…」
『それでも別れるって言う?』
僕が別れないって言うのを確信したのか、僕にピットリくっついてきた。
でも少し震えてる。
ま「無理しなくていいんだよ?」
『無理なんてしてない』
ま「でも……震えて…ンッ」
『無理とかしてないもん』
Aは僕に触れるだけのキスをした。
僕を安心させるかのような…これ以上その事について触れるなと言うようなキスだった。
そんな彼女を抱き締めたくなったけど、震えてる彼女を抱き締めるほどのメンタルは持ち合わせていない。
その代わりに、僕たちは手を繋いで昨日、今日のことをたくさん話した。
ま「さっき、カレー食べたんだよね」
『だから、さっきカレーの味したんだ』
ま「え!?したっ!?忘れて!」
『むーりー』
ま「えぇ!」
こんなに可愛くて優しい大好きな彼女を僕は手離さそうとしてたのか…
これからもっと大切にしなきゃ。
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milk(プロフ) - 小鳥遊さん» 2月24日の夢主ちゃんの『まふくんsnow使ったら女の子より女の子じゃん』から取ってきてます 分かりにくくて すみません!!! (2018年2月27日 13時) (レス) id: e231bc216b (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊(プロフ) - 私の中で女子疑惑浮上中?? (2018年2月27日 0時) (レス) id: a7b0caaba9 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - みらいさん» ありがとうございます! 励みになります!! (2018年2月15日 12時) (レス) id: e231bc216b (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - まるりさん» XYZバレンタイン公演で元気そうだったらしいのでよかったです… (2018年2月15日 12時) (レス) id: e231bc216b (このIDを非表示/違反報告)
みらい(プロフ) - このシリーズの作品すごく好きです! 更新楽しみにしてます! (2018年2月15日 1時) (レス) id: a582cfbdee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:milk | 作成日時:2018年2月2日 20時