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彼方先輩の言っていた言葉が突っかかる
記憶がないような話は自分の知っている限りではないし
黒崎君のことを真冬って呼んでたのはやっぱり間違いなのかな。
そう思いながら、
さっきの黒崎君の顔を思い出す。
私の中では、相川君が彼方先輩と仲良いイメージだったから
黒崎君があんなにも近くにいるのが珍しく思えた。
「あれ、どうしたの」
「へっ」
背後から、声をかけられた。
「相川君…」
「パン持ったまま、階段ゆっくり上ってて、後ろから見て笑えてきちゃった」
相川君も、片手にパンを持っていた
「メロンパン、同じだね」
なんてはにかんだ笑顔を見せて
私と同じペースで階段を上り始めた。
「メロンパン好きなんだね」
そう声をかけると、頷いて
「ここの購買のパンならこれが1番だなって僕思うよ」
とさっそく食べていた。
あんまりにも美味しそうに食べるから
相川君のことをまじまじと見つめると
視線に気づいたのか、私の方を見て
「Aちゃん、僕と同じの持ってるのにさぁ」
ぺろっと自分の唇を舐めると
「そんなに欲しそうな顔して、食べたいの?」
ふっと私の瞳を見つめながら笑みを浮かべた
「っ…!なんか相川君が美味しそうに食べてたから…」
ズイッと近づいた顔に
思わず、ドクンと心臓が音を立てた
「僕の食べてみる?まあ、Aちゃんのと同じだけど」
そう言いながら、彼は食べかけのメロンパンをこちらに向けた
「えっ!いいよ!だって同じだもんね、これと」
急に恥ずかしくなって、
自分の持っているメロンパンを握りしめた
「え〜??いいの?食べてみない?」
そんな私をみて、
意地悪な甘い声でそう言ってくる
「ほら、一口だけ食べてごらん」
ここまで押されて、いらないなんて言えなくなってきて
言われるがままに
相川君が食べていたメロンパンをかじった
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ちょこ - Rmdさん» ありがとうがざいます!ちょうどいい甘さでよかったです!ルスさんエンドも欲しい。。。 (2020年10月30日 0時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - めろさん» 何度もリピートして、読んでいただきありがとうございました。内容を新しく、更新しましたが、前回の内容はどこかで生かせるようにしていきたいと思っています。コメントありがとうございます(^^) (2020年2月26日 0時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - ちょこさん» 更新が遅くなってしまい申し訳ないです!全部書き直して、更新しました。続きを楽しみにしていただいてたストーリーはまたどこかで使って書いていきます!! (2020年2月26日 0時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - とても好きな作品です!何度もリピートしてます更新とても楽しみにしてますね! (2019年12月19日 16時) (レス) id: 056eaf4126 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2019年12月12日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rmd | 作成日時:2019年10月18日 23時