sweet:14 ページ14
*
「相川君…」
「何?」
きっと入った部屋は、相川君の部屋だと思う
「相川君は、本当に相川君?」
そう聞くと、ピシッと石のように固まって
私を見る
「なんで、そんなこと聞くの?」
「えっ…だって、相川君…私のこと、呼び捨てで呼ぶって聞いたから」
相川君の瞳は真っ黒になって、
グルグルしているようにも感じる
黒崎君の言ってたことがやっぱり気になって
ようやく聞けた。
「……僕は、相川真冬だよ…?」
「…相川君?」
震えた声でそう呟いた彼
「僕以外に…相川真冬なんていないでしょ?」
ゆっくりと近く彼に
何故だか後ろへ後退りしてしまう
「なんで離れるの…」
「……っ…えっと」
「Aちゃんはさ、僕のこと相川真冬だって思ってるんでしょ?」
部屋の扉の前まで来てしまって
扉に背中が触れている状態だ
「君の中で僕が相川真冬ならそれでいいじゃん」
_______どうして、気づかなかったんだろう。
扉に両手をついて、横から逃げようとする手段を減らしいて行く相川君。
「僕は手に入らなくたってそれでいいんだって思っていたのに…」
彼はポケットから何か出すと
唇にそれを挟んだ
「本物の相川真冬は僕1人だよ。」
顔が近づいてきて、鼻が触れた
唇が重なって、無理矢理舌をねじ込まれた
抵抗しているうちに、
だんだん意識が薄れてきて
相川君の口角が上がっていた気がした。
*
_________床に散らばった、手錠に
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ちょこ - Rmdさん» ありがとうがざいます!ちょうどいい甘さでよかったです!ルスさんエンドも欲しい。。。 (2020年10月30日 0時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - めろさん» 何度もリピートして、読んでいただきありがとうございました。内容を新しく、更新しましたが、前回の内容はどこかで生かせるようにしていきたいと思っています。コメントありがとうございます(^^) (2020年2月26日 0時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - ちょこさん» 更新が遅くなってしまい申し訳ないです!全部書き直して、更新しました。続きを楽しみにしていただいてたストーリーはまたどこかで使って書いていきます!! (2020年2月26日 0時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - とても好きな作品です!何度もリピートしてます更新とても楽しみにしてますね! (2019年12月19日 16時) (レス) id: 056eaf4126 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2019年12月12日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rmd | 作成日時:2019年10月18日 23時