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30話 ページ33

「ーーーと、ここまでが、





小百合ちゃんをここに住まわせた理由です。」







乱歩はそれを黙って聞いていた。








荒ぶることも、責めるようなこともせず、







ただ聞いていた。








そして、優しげな声で云った。







「ありがと。善い事を聞けた。









あとひとつ。









伊達さん、あなたのした事は、間違ってない」






伊達は微笑んだ。真意は読み取れない。




だがーーーーー







「貴方のような名探偵が、こんな好々爺の昔語りを聞いてくれるとは思わなんだ。







有難う。」






それを聞いて乱歩は、微笑しながらドアを開け、







探偵社へと帰って行った。

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水無月カエデ(プロフ) - ご愛読ありがとうございました。 (2019年8月18日 21時) (レス) id: d17efe557e (このIDを非表示/違反報告)
水無月カエデ - フラグ立ちましたね……… (2019年7月8日 22時) (レス) id: 0e0abeeec8 (このIDを非表示/違反報告)
ふーゆず(プロフ) - 種田さん!?ええええええええええええええええええええ!? (2019年7月6日 5時) (レス) id: 63500bc6f8 (このIDを非表示/違反報告)
大阪 - 確かに!! (2019年6月6日 22時) (レス) id: 513b666ef4 (このIDを非表示/違反報告)
水無月カエデ - ドラマの続編を切実に願う(真顔) (2019年5月9日 19時) (レス) id: 0e0abeeec8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水無月カエデ | 作成日時:2019年2月19日 20時

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