3話 ページ4
「………此処が、日向さんの働いているシェアハウスって云うところですか?」
「はい。では参りましょう。」
日向さんは躊躇なく門を開け、中へ入る。
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「高平さん、おはようございます。」
日向さんはお屋敷に入ると直ぐに、玄関に居たおじさんに挨拶をした。
「あぁ!さゆちゃんおはよう!そういえばさ、昨日君帰った後にアップルパイ焼いたの、食べる?」
「ありがたく頂戴します。して、ひよこさんは今日いらっしゃらないので?」
するとおじさん―――高平さんはこそこそっと耳打ちをした。
「実はね、この前「火の男」って事件、在ったでしょう?その事件の調査してるの。夏目さんと」
すると日向さんは頷き、
「判りました。では今日の夕飯は何時ごろに致しましょう。」
「そーだねぇ、七時ぐらいでいいんじゃない?……ところでさ、後ろの子、君が云ってた探偵社の?」
「はい。……中島さん、挨拶を」
僕は慌てて挨拶をした。
「あ、あの、武装探偵社社員の中島敦です。」
すると高平さんは、
「あー、そんな固くならなくていいって!じゃあ此処の事を軽く説明しとくね。此処の名前は――――――――――
メゾン・ド・ポリス。
退職したおじさん刑事たちが集う――――――
一風変わったシェアハウスさ。」
と、意味ありげに笑うのだった。
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水無月カエデ(プロフ) - ご愛読ありがとうございました。 (2019年8月18日 21時) (レス) id: d17efe557e (このIDを非表示/違反報告)
水無月カエデ - フラグ立ちましたね……… (2019年7月8日 22時) (レス) id: 0e0abeeec8 (このIDを非表示/違反報告)
ふーゆず(プロフ) - 種田さん!?ええええええええええええええええええええ!? (2019年7月6日 5時) (レス) id: 63500bc6f8 (このIDを非表示/違反報告)
大阪 - 確かに!! (2019年6月6日 22時) (レス) id: 513b666ef4 (このIDを非表示/違反報告)
水無月カエデ - ドラマの続編を切実に願う(真顔) (2019年5月9日 19時) (レス) id: 0e0abeeec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月カエデ | 作成日時:2019年2月19日 20時