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26話 ページ29

其の日の夜。

乱歩は、小鳥に電話をかけた。


「はい、麻浪で・・・・・・って乱歩さん!?将来の弟が何で!?」

「僕いつこゆ好きな事云ったっけ!?」

「私は色恋沙汰の時のみ超推理が発動するんですよ。」

「さらりと呆けるなよ!………用件だけ云うよ?

あのさ、

こゆさぁ、今度誕生日じゃん。


何………渡したら喜ぶかなぁ?」


「何ってそりゃあ乱歩さんの愛のk「ストップストップ!」



乱歩はもどかしそうに頭を掻いた。


「なんかもっとこう……貰ったら嬉しいものとか、いし……


意識してくれるものとか!?」


「あぁ……そゆことね。


うーん……あ、そういえば。


2年前くらいに、メゾン・ド・ポリスで伊達さん達から可愛い雑貨セット
みたいなの貰ってたんですよね。

その時、何故か凄い喜んでたんですよね……えーと何でだっけ……



あぁ!そうだ。


こゆって、瞳の色と同じ紫が大好きなんですよ。

その時も、紫色のグッズが沢山あって、喜んでたんです。


今度、こゆのデスクみてください。


紫ばっかの筈ですから。


あとは何だったかな………まぁ、



乱歩さんからもらった物なら何でも嬉しいと思いますよ。」


僕はそれを聞き、少し別れの挨拶をし、電話を切った後、パソコンを開き、
ヨコハマで有名な雑貨屋を調べた。

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「やぁこんにちは!メゾン・ド・ポリスの退職刑事たち!」


「おう小僧!元気してたか!」

「僕は小僧じゃないよ!ねぇ、伊達さん居る?」


「おう?伊達さんなら、今部屋で本読んでる筈だぜ。」

「おっけーありがと!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜^^^^^^^〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


伊達自室


「伊達さんこんにちは!」

伊達は、乱歩を見るなり表情を綻ばせた。


「これはこれは。小さな探偵さんがお出ましですねぇ。」


乱歩は伊達につかつかと歩み寄った。そして行った。
「あのさぁ、聴きたいんだけど」


乱歩の瞳は、扉を開けるかのごとく、大きく開いていた。

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水無月カエデ(プロフ) - ご愛読ありがとうございました。 (2019年8月18日 21時) (レス) id: d17efe557e (このIDを非表示/違反報告)
水無月カエデ - フラグ立ちましたね……… (2019年7月8日 22時) (レス) id: 0e0abeeec8 (このIDを非表示/違反報告)
ふーゆず(プロフ) - 種田さん!?ええええええええええええええええええええ!? (2019年7月6日 5時) (レス) id: 63500bc6f8 (このIDを非表示/違反報告)
大阪 - 確かに!! (2019年6月6日 22時) (レス) id: 513b666ef4 (このIDを非表示/違反報告)
水無月カエデ - ドラマの続編を切実に願う(真顔) (2019年5月9日 19時) (レス) id: 0e0abeeec8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水無月カエデ | 作成日時:2019年2月19日 20時

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