害悪リスナー【センラ】

罪状4 ページ5

杏璃「っはーー！！！！中々に楽しかったね」

『それな？？もっとバラードオンリー！泣け！！みたいな感じかと思った』

杏璃「ド偏見かましてて草」


まぁこの楽しみようを見てもらえればお察しだと思うが、今回も干されなかった。そういうとこが甘いんだって言ってるのにね


『はよホテル行ってもう1回ワンマンかます？(笑)』

杏璃「か、かます〜〜！！！！W」

『ん、タク呼んどいたから行くか』

杏璃「ん！てかさ、今日のホテルもワンチャンツーチャンビンゴ？」

『当たり前じゃん人脈なめんな？？』


今回は少しお高めのホテルだがまぁ流石にそれくらいの警戒はしてないとなあ…………
え？何の話って…もちろん今日センラさんが泊まるホテルですけど？？(笑)

有難いことに情報提供してくれる身内やスタッフに恵まれているのでそういう所は百発百中だ。バレたらスタッフとか即日解雇だけど


杏璃「さすがじゃん。あ、着いたここ？？」

『そーだよ。あ、これ運賃です。お釣り要らないんで、ありがとうございました』

杏璃「イケメンじゃん草！運転手さんお疲れ様です〜〜」


杏璃「ふーーん中々に高そうな見た目してんね」

『まぁそりゃ1番下のランクで1泊20000するもん』

杏璃「まーじか、お金持ってて良かったぁ」

『働けるっていいねぇ……ん、今日26階』

杏璃「マ？A天才じゃん」

『所詮コネでっせお嬢さん……』

杏璃「草」


軽口を叩いてる間に部屋に着いた。思っている以上に広くてヒエッて声が出そうだよ老害ババアは。

両開きのドアを開けると広がるでかでかとしたリビングスペース。そしていちいち金がかかってそうな家具にシャンデリア。机の上にはフルーツも添えられていた。うん、スイートルームかな？？


杏璃「いつも思ってるし言ってるけどさ、2人でこんなスペース要らなくね？？」

『いやそれな絶対要らないこれ』

杏璃「まぁいいや慣れでしょ慣れ！！そういやここのお風呂めちゃくちゃいいらしいよ、後で行こ〜」

『あーそこ私も行きたいって思ってたからいいよ〜その後センラさんの部屋付近行く？』

杏璃「おっしゃ行く〜！！！！！」




今行くから待っててね？センラさん♡

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