【銀魂】電車に乗ってただけなのに･･･その2

〇67話 ページ25

ある日



「え？敵の本拠地に乗り込む？明日ですか！？」



土「あぁ。言うの遅くなってすまねぇ。」



「誰が行くんですか？」



土「近藤さんと俺と一番隊、二番隊、三番隊だ。」



「そんなに沢山･･･そんなに大きな組織なんですか？」



土「まぁ、そうだな･･･そこでお前に頼みがある。」



「なんですか？私に出来ることがあればなんでもします！！」



土「明日、俺達が帰るまで屯所にいて欲しいんだ。七番隊と一緒に」



「わかりました！皆さんが無事に帰ってくるまでちゃんと留守番してますから安心して敵の本拠地に行ってください！」



土「おぅ。頼んだぞ。」



「はい！」






･･･近藤さん、土方さん、沖田先輩大丈夫かな？心配だなぁ。
本編でもこんなに大きな乗り込みなかったのに･･･
もしも3人に何かあったらどうしよう･･･

･･･やめやめ！！
みんな私よりきっと不安なはずなんだから、私は笑顔で見送って笑顔で出迎えるんだ！！
暗い顔しちゃだめだ！！
私に今出来ることを探そう！！



夕方･･･



トントントンッ



「沖田先輩、Aです。洗濯物持ってきました。」



沖「おぅー。入れー」



「失礼します。」




沖「･･･なんかA元気なくないですかぃー？
何かあったんで？」



「えっ！？そ、そんなことは･･･」



沖「もしかして明日のことですかぃ？そんなに不安にならなくても俺たちなら大丈夫でさー」



「･･･ほんとですか？」



沖「あぁ。･･･ゲームしやせんか？」



「ゲームですか？」



沖「あぁ。勝った方が負けた方になんでもお願い出来る簡単なゲームでさーﾆﾔﾘ」



「･･･やります！！」



沖「おっ、今日はノリがいいじゃねーか。じゃあさんまで決めよぅぜぃ。」



「望むところです！！」




沖「さーんーまっ！」



5分後･･･



ま、負けたー泣
ただのジャンケンなのにめっちゃ悔しい･･･
一体どんなドSなお願いをされるんだ！？



沖「Aはジャンケン弱いねぃー俺の勝ちだﾆﾔﾆﾔ」




「うーお願いってなんですか？」




沖「そうだなァ･･･無事に帰ってくるって約束してやるよ。だからそんな暗い顔すんじゃねー。いじめがいがねーじゃねーか。」



「･･･！はい！約束ですよ！」



沖「おう･･･」

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