Isolde (ページ4)

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2 - もうすこしだけページ4

Haechan side

久しぶりにドリムの宿舎に来た俺。っていうのも、ただロンジュンと観たい映画があっただけなんだけど。

「ね、だめ？」

HC「そんな可愛い顔して聞くのずるくね？」

RJ「キモイ」

俺の隣にぴったりくっついて座るA。俺の手をとって、握ったり大きさを比べたり指輪をいじったりするのはかわいいんだけど、お願い事はかわいくない。

ヘチャンオッパの部屋に行きたい、らしいAちゃんだけど、実はそうじゃないの知ってるんだからな。Aちゃんが最近イリチルにハマってるの、チョンロから聞いてるんだからな。

HC「オッパのお部屋来て何したいの？ん？」

「なんだろう、何もしたくないけど…」

JN「正直に言っちゃった」

RJ「何もしたくないってさ」

HC「Aちゃんもう俺の部屋出禁ね」

え、って悲しそうな顔をしたあと、まあいいや別にってそっぽを向いたAちゃん。このすぐ拗ねんのもわがままなのも全部可愛いマジで食べれそう。俺の部屋にも俺にも全く興味無さそうなのは腹立つけど死ぬほど可愛いんだよなマジで。

「いいもん、ジェノオッパいるし」

JN「え〜でも俺もAがヒョンたちに取られるのは嫌」

「な、内緒にしてって言ったじゃん」

HC「もう気づいてます〜」

舌を出してべろべろば〜したら本当にカチンときたみたいですんごい冷たい目をされた。美人のこういう顔はガチで怖いからすげえ。

「わたしがイリチルのお兄さんたちにオッパオッパ〜ってなると思う？思わないでしょ」

JS「いや、思うよ」

「どうして？」

JS「だってA、入社したときもチソンだけチソンだけって言ってたのにいつの間にかヒョンたちにベッタリだったもん」

「それは違うじゃん！」

JS「違わないよ」

JM「あ〜うちのマンネふたりまとめてかわいい〜あいぐ〜」

チソンは日頃嫉妬してるのをぶちまけてておもしろい。控えめだから言えないんだろうけど、チソンもジェノに負けないくらいAに対して重いからな。あ、ジェミンもロンジュンもか。俺もだな。

RJ「推し誰なの？」

「推しとかいないよ、曲聴くくらいだし」

JS「嘘つき。この前イリチルのヒョンの写真見てたでしょ」

「ひとのスマホ覗かないでよ！チソンのへんたい！」

JS「や、ちが、」

ヒョンたちの写真を保存してるのは聞き捨てならないけど、変態って言われて顔赤くして焦ってるチソンおもしろいな。絶賛思春期です！みたいな反応してんなよ。