Isolde (ページ5)

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Jisung side

RJ「俺当てるわ、ジェヒョニヒョン」

JS「テヨンイヒョンじゃない？」

JM「ユタヒョン？」

HC「いや。意外と俺だろ」

全部無視してスマホを触るAに、誰なの？ってジェノヒョンが笑って聞いてる。言わないって答えたAに、ヒョンの目が三日月みたいになって、ドヨンイヒョン？って。

「そうだよって言ったらどうする？」

JN「もうヒョンと口聞かない」

「それはダメだよ。ドヨンさんってオッパのこと好きでしょ」

JN「うん。で、誰？」

「ふふ、ジェノオッパ！」

だんだん目が笑ってない顔になってくジェノヒョンにそう言って抱きついて、ぎゅうってもっと強く抱きしめられてるA。ふふ、しめしめ、、なんて思ってるのかな。

HC「ジェノはセンスない」

RJ「面白くないわ」

JM「オッパじゃないの？オッパだよね？」

拗ねたヒョンたち。もちろん僕もそのひとり。

イリチルのヒョンたちが好きなチョンロに勧められて見たMVが素敵で歌が好きで聞いてたA。いつの間にかこんなペンっぽくなるとは思わなくて。

練習生のときからモテモテだったジェヒョニヒョンとか、チョンロも僕もかっこいいって言うユタヒョンとか、すごく綺麗な顔をしたテヨンイヒョンとか。Aを知ってる人はたくさんいるし、Aも一緒に練習生時代をすごしたけど、それでも話したことはあるかないか、分からないくらい。

練習生のときから僕といっしょだったし、ジェミニヒョンたちと話すようになってからはコンゴンズのヒョンたちだけとしか話さなくなった。というより、ヒョンたちが周りの人も入り込めないくらいにAを独占しただけなんだけど。

HC「マジでお願い。誰好きになってもいいけど、いや良くねえか。良くないけど、俺のこともずっと好きでいてね」

「どうしたの、急に」

RJ「俺もAに嫌われんのだけは無理だわ」

JM「オッパ、Aちゃんに嫌われたら死んじゃうからね」

ストレートな表現に慣れてないAが、そんな言葉だけで顔を赤くして俯くからヒョンたちの顔もメロメロで。ジェノヒョンの手を握って俯く姿に、ジェノヒョンなんて目が三日月どころじゃない。

「みんながそう言うなら、まだもうすこしだけ、みんなだけのわたしでいるね」

照れたように、感謝してよね！って、そう言ったAに、僕たちがルデペンを越して強火のAペンになったのは言うまでもないでしょ。