水色アタック1{覚悟} ページ9
A:
「あ？」
Aが気づくと、
目の前にあった武器山は消えていた。
それどころか周りの物が全て無くなっていた。
Flowey:
「へへへへ、その顔イイねぇ！
見てて楽しくなっちゃう！」
憎たらしい顔が映っているテレビ画面を残して、
とてつもなく大きかったフラウィーの体は消えていた。
まるで監視されている感覚に
Aは辺りを見回す。
A:
「これは…？」
Flowey:
「ボクのとっておきの一つ！
ボーナスゲームみたいなモノだと
思ってくれて構わないよ。
さあ、一定時間やりきってみせなァ！」
わけが分からないAが呼び止める前に
Floweyは画面を切り替えて
どこかへ行ってしまった。
表示されたのは真っ黒な画面に水色のハート一つ。
A:
「ウッソだろお前…どうしろと。」
ただ一人残され、途方に暮れるA。
ふとボンヤリしていると
彼方から一閃の煌めきが。
A:
「来たか！」
軌道を呼んだAが横飛びで避けると
真横の地面にそれは刺さった。
恐る恐る近づいて見てみるとその正体は。
A:
「……ナイフ？」
ただ、ナイフというにはチープな見た目。
ナイフはナイフでも
『おもちゃのナイフ』といったところか。
気のせいか水色の光を帯びている様に見える。
A:
「まさか、これだけか？」
そんな事は無いという意味か、
Aの目の前に
巨大なナイフが列を成して現れる。
驚きに目を見開いた時にはナイフ達が
大きく縦回転しながらAに迫ってきていた。
A:
「うおおお！？デカッ！！」
しかしボンヤリしてはいられない。
いくらおもちゃとはいえども、
あんなデカブツにマトモに当たれば
ひとたまりもないだろう。
一定時間という単語を信じるならば、
避けていればそのうち終わりが来る筈。
もしかしたらあのフラウィーに
何とか対抗する手段が見つかるかもしれない。
A:
「…やるっきゃねぇのか。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
03:31 - 本音箱さん» 待っていますよ。なんやかんや初コメなんですけれどね。結婚おめでとうございます！お幸せに… (9月16日 14時) (
レス) @page27 id: 770441da35 (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - 結婚する事になったり仕事先が変わったり…およそこの2年の空白の間、色々な事がありました。でも、忘れてなんていません。ちゃんと完結させます！もう読んでいる人なんて居ないかもだけど…気長に待っててください。 (9月7日 12時) (レス) id: abf984adf8 (このIDを非表示/違反報告)
抜け殻☆てぃん(腹痛野郎)(プロフ) - 良い所でトマッテル..(´;ω;｀) (2021年11月6日 23時) (レス) @page26 id: 5d18902730 (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - あーーー……社畜辛い。やる事多い。でも、それでもちゃんと書き切る。書き切ってみせます。 (2020年12月7日 23時) (レス) id: 247b84c45f (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - ミナさんコメントありがとうございます！少しでも貴方様の生きる糧になれる様にまたもう少し頑張りますね！ (2020年4月15日 21時) (レス) id: 247b84c45f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：本音箱 | 作成日時：2019年4月1日 0時
