FFP12{紫男の包丁} ページ38
アフトン:
「…大切なモノに
手を出される気分はいかがですか?」
Aはポーカーフェイスを保った。
怒りが爆発しそうなのを抑えながら。
A:
「…チッ…手を出すんじゃねぇ。
何でもしてやるからソイツを今すぐに放せ。」
アフトン:
「貴女が私に大人しく殺されてくれれば、
手は出さないであげましょう。」
それを聞いてメタトンは叫ぶ。
メタトン:
「ダメだよダーリン!聞く耳を持っちゃいけない!!」
それを制するアフトン。
アフトン:
「お黙りなさい。
決めるのは貴方でも私でもありません。
決めるのは彼女です。」
暫しの沈黙…Aは静かに言った。
A:
「分かったよ。お前に殺されてやる。」
アフトンは優しく微笑んだ。
アフトン:
「英断です、お嬢さん。」
ダガーナイフを床に捨てて、
ゆっくりとアフトンに近づくA。
メタトン:
「ダーリン、ダメだってばッ!!」
メタトンの制止も聞かずに、
アフトンの目の前にやって来たA。
A:
「さあ…やるなら早くやっちまいな。」
アフトン:
「そうですよね、苦しむのはお嫌いでしょう。
それでは…」
アフトンの包丁が、
Aの頭にめがけて振り下ろされる。
アフトン:
「さようなら。」
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癒し系猫 - 青いマフラー…アイス…電子……ウッ!頭がッ!(KAITOしか頭に浮かばない…!) (2021年11月28日 22時) (レス) @page24 id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - みしょさん、コメントありがとうございます!私もメタトンが欲しいd(埋 (2019年5月5日 23時) (レス) id: 247b84c45f (このIDを非表示/違反報告)
みしょ - メタトンが普通に欲しi(蹴 (2019年5月5日 17時) (レス) id: eeba923039 (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - スマホ用に読みやすくリニューアルしますたよぉ〜(どうせ誰も気づかないだろうけど) (2019年1月30日 13時) (レス) id: 247b84c45f (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - 読んでくれて、ありがとうございます!!!!!そして、わざわざコメントまでしてくれてありがとうございました!!!! (2018年5月8日 22時) (レス) id: 7c2e1079c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:本音箱 | 作成日時:2016年9月24日 22時