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「(鍵、開いてる)」
家について扉を開けると玄関には今日履いて行ったであろう藍の靴。
なんだか今日はただいま、という気力も起きなくて
手洗いうがいを済ませてそのままリビングへと向かう。
ソファに座ってテレビを見ている彼がこちらに振り向いて。
わたしに「あれ、おかえり」って言う。
「、、、っら、」
「…え！？ちょっ、どうしたん！！」
彼の顔を見た瞬間、何かが決壊して
とめどなく涙がこぼれる。
「、、っ、なんにもっ、ないっ、、」
「なんもないことないって、ちょっと、A、」
「だいじょぶっ、だからぁっ、、」
「あーもうよしよし、はい、こっちおいで」
手をきゅっと握られて、ソファに座らせてくれる。
「ぎゅーする？」
「…っ、し、ないっ」
「ほんまに？」
「…………する、」
「どうしたん、ほんまに笑」
頭ごとぎゅうって抱きしめてくれて、
背中を優しくさすってくれるから安心感もあって
また涙が溢れ出す。
「なんかあった？あったよな、」
「っう、うう、ぅ、」
「もー、泣きすぎやって、俺に話せること？」
「……ぎり」
「ギリって何 笑」
優しい笑顔で笑う彼が、おっきな手でわたしの涙を拭ってくれて。
「……わらわない？」
「なんでよ、笑わへんよ」
なんでも話していいよ、って言ってくれるから
今日あったことを全部話した。
「そっかそっか、Aちゃんはよく頑張ってると思うで？俺Aちゃんの仕事のこと、詳しくはわかれへんけど、毎日頑張ってるAちゃんのこと一番見てんのは俺やもん」
やから大丈夫。
ぽんぽん、頭を撫でながらそう言ってくれる。
「………はなれて、いかない？」
「なんでそうなんのかなあ笑」
藍が、眉毛を下げて笑う。
「だって、かわいいこ、いっぱい、ファンの子も、、」
「俺にとっては、そんなん気にしてるAちゃんが一番かわいいねんけど」
「Aちゃんの職場の男にも、同級生にも嫉妬するくらいやで？俺」
ちゃんと普通の男やろ？
ちゃんと普通の、Aちゃんの恋人。
「やから泣かんとって？」
そう言ってわたしの涙のあとにキスをして、
そのあと唇にもキスをくれた。
「……ふつう、じゃないよ、特別だよ」
「あ〜そうやった、やから俺にとってAちゃんも、特別ってこと」
次そんな子たち見かけたら、わたしが�盒桐�の彼女やぞって心の中で自慢してええで 笑
なんて言ってくれたのがうれしくて、
次はこちらから、ぎゅうっと抱きついた。
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あちゃ - Twitterフォローさせていただきました！許可していただけると嬉しいです。よろしくお願いします🙌🏻 (3月24日 19時) (
レス) id: 6e497f6266 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - Twitterフォロリクさせせていただきました！許可してくださると嬉しいです！お願い致します🙇 (3月1日 22時) (レス) @page35 id: aadfafd121 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - Twitterフォローさせていただきました！許可して下さると嬉しいです🌟 (2月24日 8時) (レス) @page23 id: a17900f9df (このIDを非表示/違反報告)
シュナイダー(プロフ) - こんにちは！Twitterフォローさせて頂きました🙇🏻♀️許可の方お願い致します🙌 (2月23日 18時) (レス) id: c48e42fa2d (このIDを非表示/違反報告)
海松(プロフ) - はるさん» わ〜良かったです！これからもよろしくお願いいたします🙏🏻🤍 (1月5日 0時) (レス) id: 731bca10c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海松 | 作成日時：2023年10月15日 2時
