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悟君にジロッと睨まれた私は慌てて言葉を言い直した。
『自由が無いって事は友達を作るのも大変じゃないかなって思ったの。』
「……友達ねぇ……なら、お前が友達になってくれんの？」
『その“お前”ってやめてよ、私にはAっていう名前があるんだから。』
「はいはい、で？Aが俺の友達になってくれんのか？」
『私なんかで良ければ友達になりたい。』
ニコニコと笑いながら手を差し出せば、悟君は手と私の顔を交互に見た。
「なに？」
『友達になってくれるなら手を握って欲しいな。ついでに、“呪霊”とやらが何なのか教えて欲しい。』
「………仕方ねぇな。」
緩く握られる手。
嬉しくなって私は両手で悟君の手を握った。
『悟君、改めて宜しくね！』
「……おう。」
前世？ではいなかった悟君と友達になれた事は多分、私のこれからの人生が変わるキッカケなのかも知れない。
暫く私達はそこで色んな話をした。
呪術や呪霊の事はもちろん、悟君のお家の事。
今、悟君を探してる人は悟君のお付きの人で
「Aはいつから呪霊が見えてた？」
『少し前くらい。木の根元に何かいるなぁって気付いて、いつもの幽霊だろうと思ったら化け物で冷汗ヤバかった。』
「よく無事だったな……。」
『幽霊と同じように視線を合わせちゃ駄目だって見えない振りしてたんだ。』
「ふぅん。」
『その呪力って私にもある？』
「……すっげぇ微妙になら。」
『……微妙にならあるんだ。』
「呪術は使えないと思うけど、呪霊を見るだけなら余裕くらい。」
見えるなら祓う事くらい出来たって良いと思う。
霊感と呪力は違うんだろうな。
「悟様、見つけましたよ。」
『「あ。」』
「こんな所に隠れてたとは……。」
「見つかっちゃったな。」
『見つかっちゃったね。』
顔を見合わせクスクスと２人で笑う。
犀川さんが持ってる買い物袋に気付いた。
『あ！私の！』
「途中で落ちていたので拾ったのですが……。」
『有難うございます………あー、やっぱり卵割れてる……。』
「落とすなんてマヌケだな。」
『元は悟君がぶつかってきたからでしょ？』
「俺のせいかよ……。」
『卵また買いに行かないと。』
「おら、行くぞ。」
『え？』
「買いに行くんだろ？俺がぶつかったのが原因なら、買ってやる。」
そう言って悟君は犀川さんにスーパーまで行くよう伝えた。
ハンパない量を買おうとしていたので流石に止めました。
お金持ちって怖い……。
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みゅう(プロフ) - 御笠梨夜さん» お返事遅くなりました(汗)ありがとうございます！！叫ばれるほどだったとは…！ (2021年4月13日 12時) (
レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
御笠梨夜(プロフ) - 主さんと五条悟さんに落ちた理由がピッタリ過ぎて叫びました！！！ (2021年4月7日 21時) (レス) id: 2a8a3245ef (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - つぶやき星のつぶやき女さん» 続き気になると言って下さり嬉しいです！ (2021年4月4日 0時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
つぶやき星のつぶやき女 - 面白かったです。続き気になります。更新がんばって下さい! (2021年4月4日 0時) (レス) id: 9c9562d775 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - イオさん» 有難うございます！面白いと言っていただき嬉しいです！出来るだけ更新早くなるよう頑張ります！！ (2021年4月3日 21時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅう | 作成日時：2021年3月18日 9時
