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食べ終わった食器を片付けて女子寮に忍び込む。
バレたらヤバいのは分かってんだけど、すぐにでも彼女に会いたかった。
「……入るぞ。」
鍵閉めろよ。と思いつつもそっと扉を開ける。
ベットの上には丸まって寝ているAがいた。
その寝姿はまるで自分を守るような感じだ。
『……う……あ……！』
「……まだ軽く魘されてんのか。」
顔を此方に向けて、その唇に自分の唇を合わせる。
最初の時と同じで呪力を流す。
軽くキスしただけなのにもっと触れたくなって俺は静かにAを抱き上げて自室に戻った。
「……はぁ……落ち着く。」
眠るAを抱き締めて俺も横になると２人分の重みでベットが軋んだ。
その音でなのか分からないが、Aが目を開ける。
『…ん……？』
眠たげな瞳が俺を捉えた瞬間、一気に見開かれ焦りの表情を見せた。
『……どうして……私の部屋に……？』
「……ここ、俺の部屋。」
『え？！ご、ごめんなさい……もしかして寝惚けて……』
「寝惚けて女子寮から男子寮来るってヤバすぎだろ。」
『……す、すぐ…出ていくから……！』
俺の顔を一切見ないようにベットから降りようとするAの体を、引き止めた。
「此処で寝れば良いだろ。」
『そ、そういう訳には……！』
「夜に男子寮で女子が彷徨いてたら怒られるのお前だよ？」
『……で、でも……』
「………俺の事もう嫌い？」
ズルい聞き方なのは理解してる。
それでも聞かなきゃいけなかった。
俺の問いに顔を上げたAは泣きそうな顔だった。
『嫌いになんてなれない……悟からしたら迷惑かもしれないけど……私、悟が好きで…どうしようもないくらい大好きで…』
「……っ。」
『……近寄らないようにするから…悟を好きでいさせて…下さい……！』
俺が何も言えないままでいると、ポロポロと泣きながらAは必死に言葉を紡いだ。
『……好きなの………悟が……好き……！』
堪らなくなって言葉を遮るようにキスをした。
『んぅ………！』
「……はっ……」
押し倒して薄く開いた唇を舌で割り、深く口付ける。
舌を絡ませて部屋には水音が響く。
「………好きだ……」
『……ん……あっ……』
「……はっ……俺を……ずっと好きでいて。」
ペロリと唾液で濡れたAの唇を舐めて、また深い口付けをする。
『…さ…とる……んっ……す、き……』
「……もっと……」
『……大好き……っ』
「…傷付けてごめん、俺も好き……愛してる。」
ずっと幸せそうな笑顔が見たかった。
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みゅう(プロフ) - 御笠梨夜さん» お返事遅くなりました(汗)ありがとうございます！！叫ばれるほどだったとは…！ (2021年4月13日 12時) (
レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
御笠梨夜(プロフ) - 主さんと五条悟さんに落ちた理由がピッタリ過ぎて叫びました！！！ (2021年4月7日 21時) (レス) id: 2a8a3245ef (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - つぶやき星のつぶやき女さん» 続き気になると言って下さり嬉しいです！ (2021年4月4日 0時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
つぶやき星のつぶやき女 - 面白かったです。続き気になります。更新がんばって下さい! (2021年4月4日 0時) (レス) id: 9c9562d775 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - イオさん» 有難うございます！面白いと言っていただき嬉しいです！出来るだけ更新早くなるよう頑張ります！！ (2021年4月3日 21時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅう | 作成日時：2021年3月18日 9時
