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主人公の容姿と制服が出てきます。
ｰｰｰｰｰｰｰｰ
五条side
いつものように傑と硝子で任務に行った帰りだった。
補助監督の車に乗った俺達に伝えられたのは呪霊の発生。
「この地図の場所に廃ビルがあります、そこに呪霊が発生したようです。」
「やけに報告早いですね。」
「“窓”からの情報によりますと、廃ビルの中には２人ほど非術師がいるそうで……成人した男性が女子高生を抱えていくのを見たらしく、それで怪しいと思い後を追ったら……」
「…呪霊が発生したと。」
それ完全に誘拐犯じゃん。
女子高生も気の毒になぁ。なんて呑気に考えていれば女子高生の特徴を聞いた傑と硝子の顔が真っ青になった。
「やべっ、聞いてなかった……どうした？」
「悟……落ち着いて聞いてくれ……女子高生の特徴はー」
“身長160そこそこで背中くらいまでの黒髪、青いチェックのスカートと黒いジャケットの制服。”
それだけの特徴なら他の奴だと思った。
だけど……
“呪霊が女子高生の周りを囲んでいる。”
そんなの１人しかいない。
「(早く……！早く着け……！！)」
グルグルと頭の中で嫌な想像が過る。
“窓”が言うには現れた呪霊は１級相当。
多分、アイツの周りにいる呪霊が何かの原因でそうなった可能性がある。
「(……頼むから……無事でいてくれ……。)」
何で男に攫われてるのか、今はそんなのどうだっていい。
ただ生きていて欲しかった。
「着きました！！」
その言葉と同時に俺は車から転がるように出て、廃ビルの中へ突っ込んでいく。
傑の静止する声も聞かずに、俺があげたネックレスの呪力を辿った。
「(何処だ……！)」
辿り着いた部屋で見たのは呪霊に襲われたであろう男の遺体。
それは見るも無惨なほどだ。
その先にいるのは呪霊と
「A！！」
後ろで拘束され、胸元が曝けてる姿のアイツがいた。
その顔は今までよりも恐怖に染まり、呪霊を見る瞳からは止めどなく涙が溢れている。
“一緒ニナロォォォォ！”
「誰がお前と一緒なんかにさせるかよ……！！」
即座にAの前に出て呪霊を思いっきりぶん殴る。
そこまで呪力を込めていなかったからなのか、祓うまでにはいかなかった。
追い付いてきた傑が呪霊の動きを止めている間に俺はAの方へ向いた。
「大丈夫か！？」
『……あ……………いや……！』
恐怖でカチカチと歯を鳴らし、焦点は合っていない。
『い、や……！！』
「A！！」
『嫌ぁぁぁぁ！！』
泣き叫ぶ声が響いた。
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みゅう(プロフ) - 御笠梨夜さん» お返事遅くなりました(汗)ありがとうございます！！叫ばれるほどだったとは…！ (2021年4月13日 12時) (
レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
御笠梨夜(プロフ) - 主さんと五条悟さんに落ちた理由がピッタリ過ぎて叫びました！！！ (2021年4月7日 21時) (レス) id: 2a8a3245ef (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - つぶやき星のつぶやき女さん» 続き気になると言って下さり嬉しいです！ (2021年4月4日 0時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
つぶやき星のつぶやき女 - 面白かったです。続き気になります。更新がんばって下さい! (2021年4月4日 0時) (レス) id: 9c9562d775 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - イオさん» 有難うございます！面白いと言っていただき嬉しいです！出来るだけ更新早くなるよう頑張ります！！ (2021年4月3日 21時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅう | 作成日時：2021年3月18日 9時
