検索窓
今日:8 hit、昨日:29 hit、合計:356,230 hit

ページ11

俺が学校行ってる間は犀川に頼んでAに近付く奴がいないか見てもらっている。

「……悟様……それは流石に………」
「あ?犀川、お前はアイツがその辺の雑魚に襲われても良いのか?」
「襲うだなんて……まだ中学生なんですよ?」
「中学生でも可愛くて胸があってスタイルが良いアイツを見たら襲うかもしれねぇだろ。」
「(貴方はそんな風に彼女を見てるんですね……私は育て方を間違えたのだろうか。)」

微妙な顔をした犀川は何か言いたげだ。

「そんなに心配でしたら、早々にお気持ちをお伝えして恋人になったら良いのでは?」
「まだ俺を男として意識してないから駄目だ。」
「告白すればどんな立場の人でも異性として意識してくれると思いますよ。」
「犀川、これは命令だ。」
「(命令使うところ違う気がする……。)」

命令と言われたら従わないわけにはいかないのを知っている。
渋々といった感じで犀川は頷いた。

確実にAを手に入れる為に周りから削っていく。
家族以外でアイツの傍にいるのは俺だけにする。

「(同じ学校なら楽だったんだけどな。)」

それ以来、学校が終わると犀川の報告を聞いては野郎を呼び出してAを諦めるように手回し(という名の脅し)をする。

「お、お前……いつも彼女といる……!」
「誰の許可得てアイツに告白してんだ?」
「告白するのに許可なんていらないだろ!?」
「俺の許可無しに近付くのは許さねぇ。」
「お前のでもないだろ!」

喚き散らすそいつを捻じ伏せて耳元で囁く。

「アイツは俺のだ。お前なんかが近付いて良い女じゃねぇ……今度近付いたら……」
「ヒッ………も、もう、近付きません!!」

男は情けなくも真っ青な顔で俺を振り払って走り去っていった。

お友達(・・・・・)にも伝えておけよ。」

聞こえたか分からないが、あの様子なら大丈夫だろう。

「悟様……こんな事しなくても彼女に他の男と仲良くしないで欲しいと言えばよろしいじゃないですか……悟様の頼みなら快く頷いてくれるでしょうし。」
「だろうな。」

犀川の言う事は分かる。
Aは家族の次に俺を優先するから快くとはいかなくても、頷いてくれるだろうと。
それでも……

「俺以外の奴がAに好意を寄せてるだけで胸糞わりぃ。」
「(歪み過ぎでは……?)」
「あ、そうそう犀川にもう1つ頼みたい事があるんだ。」
「何でしょうか?」

俺は犀川にあるモノを作るように頼んだ。

「特注でネックレスを作れ。」





文字数…。

・→←異性として



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (195 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
486人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みゅう(プロフ) - 御笠梨夜さん» お返事遅くなりました(汗)ありがとうございます!!叫ばれるほどだったとは…! (2021年4月13日 12時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
御笠梨夜(プロフ) - 主さんと五条悟さんに落ちた理由がピッタリ過ぎて叫びました!!! (2021年4月7日 21時) (レス) id: 2a8a3245ef (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - つぶやき星のつぶやき女さん» 続き気になると言って下さり嬉しいです! (2021年4月4日 0時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
つぶやき星のつぶやき女 - 面白かったです。続き気になります。更新がんばって下さい! (2021年4月4日 0時) (レス) id: 9c9562d775 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - イオさん» 有難うございます!面白いと言っていただき嬉しいです!出来るだけ更新早くなるよう頑張ります!! (2021年4月3日 21時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みゅう | 作成日時:2021年3月18日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。