【銀魂】悪女ですが何か? part２ 【沖田総悟】【土方十四郎】

story６０。 ページ14

sideA







「でも、本当に一緒に行かなくて良かったんですかｨ?」



何のことかと聞けば



「分かってんだろ、」


『聞いてみただけ。』



もちろん土方くんのことだという事は分かっている。
そんなこと言ってももう遅いことも分かってる。



『今更行っても迷惑でしょ、』


「それもそ‐だ。」


『おい。』




そしていつもと変わらないやり取りが始まると…




「相変わらず仲いいアルな。」



苦笑いしながら言った神楽ちゃんの目には光が宿っていないような…



『か、神楽さ‐ん?』


神楽ちゃんの目の前で手を左右に振る。
でも変わらない。


これは無理かなと諦めかけた時…



「お前らな‐」


『は、はい』



どす黒い神楽ちゃんの声。



『な、なんでしょうか…?』



恐る恐る聞いてみると…



「そのイチャつきを見せられる非リアの身にもなれヨ!!」



いったいこの人はいきなり何を言いだすんだとフリ‐ズする。
イチャついた覚えがない。(私は)



『神楽さん、イチャついた覚えないんですけど!?』


「イチャついてんだろうが!!」


『どこが⁉』


「全てが!!」




何てやり取りしてる間にもう学校ですよ。
ゴ‐ルですよ。



なんて安堵していると…



「桜田、ちょっといいか…?」

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