【銀魂】悪女ですが何か? part２ 【沖田総悟】【土方十四郎】

story４８。 ページ2

sideA



総悟よろしく、



(え?それだけ…?)


総悟からのLINEはよろしくの一言だけだった。
もっと深刻な話をするのかと、身構えていたが予想外すぎる言葉に言葉を失ってしまった。




「なんて?」



『よろしくって』



「それだけなの?」



『うん。』



ほらっと言って、スマホの画面をさっちゃんに見せる。
案の定、さっちゃんも驚いて目を丸くする。



「あんたたち前からやり取りしてたんじゃないの?」



『いや、今日初めてやった。』



どうやらさっちゃんは、私と総悟は前々からやり取りをしていたと思っていたらしい…



『まあ、変な事聞かれないだけいいよ。
　んで、どうして今日私の家に来たのかな??』


本題をすっかり忘れそうになっていたが、忘れる寸前で聞いた。



「まあ、いろいろと…」



『いろいろとって…』


そういいながらさっちゃんは、かってに私の部屋をあさり始めた。
部屋というよりも、タンスなどクロ‐ゼットの中を見ている。



『あの‐、猿飛さ‐ん?あなたは一体なにをしているのでしょうか??』

　

「あんた、ダサい服しかないのね。」



『かってにあさり始めて、文句言わないでよ!!』



「まあ、そう思って服用意したんだけど…」



そう言ってカバンから可愛らしいレ‐スのワンピ‐スを取り出した。



「はい、これあんたにあげる。」



『え、あ、ありがとう…?』



「これ着て明日のデ‐トに行きなさい。」

　

『あ‐、なるほどそういうことですか…』


さっちゃんが来た理由は、明日のデ‐トの準備らしい…
そして丸一日かけてデ‐トの準備をした。

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