60話 ページ10
瑞希サイド
瑞希「何回言えばわかるんだよ頭悪い番兎だな!だからー!僕はかむはかりのお供をしに来た神使なの!はやく中に入らないと…Aちゃんを見失っちゃう!」
番兎「いくら神使殿でもダメです 神同伴でなくばこの鳥居はくぐれませぬ 神が迎えに来られるまでここで待たれよ」
瑞希「だーかーら!彼女は初心者でそういうことはわからないんだってば」
僕としたことがAちゃんとはぐれちゃうなんて
番兎「遅刻してくる別の神にでもくっついて入場すればよいでしょう」
瑞希「年に一度の会議に遅刻するようなアホ神がいるわけないじゃん(((バァンッ 乙比古神「番兎!遅刻したわー裏門開けて今日はお肌の調子が悪くて化粧に時間かかっちゃって あらあらなぁに?」
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瑞希サイド終わり
「想定外だわ 迷子になるなんて」
行けども行けども同じ様な道
おまけに暗いわ
会場はどこなの 神様たちはどこへ?....
情けないわ.....
フッ.....
え、。嘘でしょ
灯りが消える
真っ暗になる____
「だ、、誰か...いませんか... 瑞希..巴衛...」
【道に迷ったの? おいで 私が案内してあげよう】
この人は一体誰....
【さぁ、ついた この扉の向こうがかむはかりの間だ皆待っている】
「あなた様は会議に出ないのですか?」
【私は出ない 怖いのかい?人神さん ...神とて万能ではない 得手不得手あるものだよ だからそれぞれ役割がある 稲穂姫は勤勉ではないし 文ヶ枝三神は学があるのにひどい悪筆 戦神は強面だが歌は蚊らしきだがそれぞれが何かに秀でている】
【 君も同じだ八百万の神の中で君だけが人の目線に立てる 人に気持ちを寄せ隣に座って肩を抱くことができる それが君の力ほかのだれも真似できない かむはかりに出ればわかるだろう だから かむはかりの参加者として胸を張って発言してきなさい】
「はい ありがとうございます!」
この扉を開けてもきっと私にできることはある
「遅くなってすみません! ミカゲ社の 宮野Aです」
戦神「貴様 何しにきた?」
「わ、私はかむはかりの首席者です」
戦神「言いたいことはそれだけか?」
乙比古「やめなさい かむはかり初日に抜刀とは相変わらず血の気が多いのね戦神」
瑞希「Aちゃん心配したよー!」
「瑞希」
戦神「乙人古!!貴様遅刻か!! 」
乙比の「いいわね 顔面に気を使わなくていい人種って」
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作者名:浅野すわぁん x他3人 | 作者ホームページ:http://20010614
作成日時:2017年12月8日 8時