前世の約束 2 (神様はじめました) (ページ11)

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61話ページ11

戦神「まさか、女を...((乙比古「あらAちゃんは可愛いしすごいのよ？」

ブワ

乙比古「大国主様！！」

この人が大国主様___

乙比古「大国主様ッ！ご機嫌麗しゅうございます」

大国主「やあ乙比古今日も綺麗だね」

戦神「あなたが初日から顔を出すとは珍しいな大国主」

大国主「ちょっと早急に解決したいことが起きてしまったのだ Aちゃんかむはかりの前に君に黄泉比良坂へ行ってきてもらいたいのだよ黄泉比良坂は黄泉国への入り口普段は門番の神が境界の行き来ができぬよう門を守っているのだが...」

大国主「彼はかむはかりで今ここにいるのだかむはかりの七日間だけ黄泉比良坂は手薄になる毎年それを狙って妖などが黄泉比良坂に集まり境界を壊そうとするのだわ7日しかないから大抵未遂ですむのだが. 」

大国主「.,今年は妖の中に随分手練れがいたらしいなんということだ七代より閉ざされていた門が開いてしまったのだ早くしなければ黄泉の穢れで地上が汚れてしまうだがキレイ好きな神達は読みに関わるのをひどく嫌い誰も志願はしてくれぬ」

大国主「そこへピュアな瞳をもつ君が現れたのだ下界で揉まれ慣れてる君ならばきっと黄泉の穢れも祓ってくれるに違いない」

「そんな事より大国主様」

ずいっ

大国主「うむそんな事よりとは」

「香夜子に出来レースの出雲試験を受けさせたのはあなた？」

大国主「私だが」

「香夜子の家に謝罪に行ってください」

大国主「何故だ」

「あなたは彼女を利用して傷つけたからです」

大国主「嫌だこの大国主たとえ己が100%悪かろうと決して頭は下げぬ！第一その香夜子とかいう娘はわたしが出向くほどの美女だとでも言うのか！？レディだとでも言うのか！！」

「謝罪しに行ってください」

大国主「うむ一応その娘さんが京都のどこの辺にお住まいなのか聞いておこうだがわたしも多望の身デートの予定で立て込んでいてねだがきみが黄泉比良坂の件を片付けに行ってくれれば彼女のために時間を作るのを約束しようどうするね？」

「もちろん行くわ」

大国主「ではガイドをつけよう」

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乙比古「どうして私なの」

「遅刻した罰ですって」

乙比古「ひどいひどいわ！大国主さま！！もう！私は案内するだけだからね～！」

瑞希「やれやれだな Aちゃん相変わらず厄介ごとを引き受けてくるんだから」

「瑞希は残ってて」