前世の約束 2 (神様はじめました) (ページ3)

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53話ページ3

乙比古「全てはAちゃんを神はかりに主席できる器量にする為に必要だったの」

「なにそれ...つまり出来レースってことじゃない」

香夜子はあんなに頑張ってたのに

.....

香夜子「うわぁぁぁぁぁあ」

香夜子の声！
まさか...

立ち聞いて...!!

急いで香夜子の病室にむかった

バァンッ

「香夜子！！これは...香夜子は！？」

信徒「香夜子様は...まるで人が変わったように暴れて...出ていかれた...あんな香夜子様は見たことがない魔性がとりついていなさるんだ現人神の人格を失ったら我らはどうすればいいんだ」

「うるさいわ！！17歳の女の子を捕まえてなにが聖母よふざけるんじゃないわよ！乙比古！あなたもよ！香夜子をただの人間だと言いながら普通の女の子を神だなんだと祀り上げて全員が香夜子に甘えてたあなたたちのやり方気にくわないわよ」

ブワッ

カーテンが風で揺れる

巴衛「A 香夜子はマンションへ戻った行くか香夜子の元へ」

香夜子まってて
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バッ

「香夜子！！」

式神(香夜子)「うちは神うちは完璧自由などいらない人を救済することがうちの喜び全てを受け入れたいさぁ香夜子あなたのお話を伺いましょうああ...まだや..まだ体が不完全このままやともたん...アンタの気もらわないかん香夜子それがあんたの望みやから」

「香夜子！、離れて！」

香夜子「17年間ずっと人に隠してきたことがある..本当はうち性格悪いねん」

....え、いまごろ

香夜子「とても他人の業全部間受け入れる懐の深さはない他人の悩みなんか聞いてられへんそんなことよりうち幸せになりたい」

香夜子「この１０日間はじめて自分のためだけに生きてみた他を一切省みないで我欲のみで動いた自由やったうちはそういう人間なんやみんなが思ってるような聖人と違うどう考えても神様にはなられへんそれが辛くて辛くて堪らんかった ..こうなりたかった」

「ばか！」

香夜子「離せ！！皆が求めてるのはアイツやものうちなんかいる人もういない！霧仁さまだって、、((「貴方が性格悪いのはもうしってるわよ！それでも私はあんな式神より貴方の方がいいわよ香夜子」

香夜子「うぬぼれんな！あんたに好かれても嬉しくなんかない！嬉しくなんかない...」

香夜子(式神)「香夜子きて香夜子早く人類を救済しなくては」

ぽんっ

「巴衛」

巴衛「やれやれ」