47.お互い様だね ページ47
しばらくエレンの身体を離さないでいると、動揺しながらも彼は呟き始めた。
「なぁA、そろそろ離れた方がいいと思うぜ」
｢え、なんで？｣
｢えっ？それは、その、恥ずかしさもあるけど
オレ、汗くさいだろ？｣
汗？私はエレンの匂いを嗅いでみる。
｢うーん、少し埃っぽい感じ・・・？｣
あんまり分からないけど。
鼻がバカなのか否や。
｢だろ？ちょっと風呂入りたいんだけど、いいか？｣
｢ぁ、うん！湧いてるよ！｣
エレンの手に巻かれていた包帯をはずす。
包帯薄汚れてるな。
｢悪いな。じゃ、オレ入るわ！｣
ニッっと笑顔を見せて風呂場へ向かう。
｢・・・ぅ｣
不覚にもドキッとした。
私の周り、危険がいっぱいすぎでしょ！？
それにしても一体、エレンはなにしてたんだろ？
そう考えてると、こもった声が聞こえた。
｢Aー、Aーーー！！｣
｢ん、なにー？？｣
｢手伝ってくれないかー？？｣
早いな、もう風呂場に行ったのか。
｢はーい、今行くー！｣
と思い、風呂のドアを開けた。のがバカだった。
｢ぎゃっ！？｣
タオルをぶん投げ、一目散にドアを閉める。
今、いけないものを見た気が！！
「た、タオルくらい巻いてよ！｣
｢ごめん、巻いたぜ！
手が思うように動かねぇんだ、身体洗ってくれないか？｣
ぁ、そういう事ね。
再びドアを開ける。
｢わかった、ちょっと待ってね｣
このままだとズボン濡れちゃうから、ズボン脱ごう。
｢いい？絶対、後ろ向かないでね！｣
向いたら私、だぼTシャツとパンツだけだから！
｢わ、わかった？｣
エレンの背中をボディソープで優しく包み、洗う。
やっぱり背中も男らしく、筋肉がしっかりと付いている。
見とれちゃうな。
って、見とれるな私！！！変態かっ！！
そう思っていたのもつかの間
｢お、お前！！なんで下のズボン履いてな――｣
｢っっ！！見るなって言っただろーがｯｯ！！！｣
桶で思い切りたたく。
｢って！！だってお前、その太股、どう考えても誘ってｒ―――｣
｢黙って前向けｯｯ！！！変態ッッ！！｣
私達、お互い変態やんけ。
ラッキー巨人
巨人化エレン
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http - すいません。二回押しちゃってました（；＿；） (2017年6月30日 15時) (
レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます(*^^*)そうですよね！エレンを知ってるのは主ちゃんなんですから！！主ちゃんとエレンは運命共同体（（ 更新ノロマですが宜しくお願いします！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - 萌花さん» コメントありがとうございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))遅れて申し訳ないです(T ^ T)胸キュンしていただいて嬉しいです(*^^*) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めるこ
| 作成日時：2013年7月20日 14時
