41.歴史を変えてしまうのが･･･怖い ページ41
｢いいよ！自分で食うからっ！｣
真っ赤に頬を染めて
そういいながら私が持っていたスプーンを奪うが
｢・・・っ｣
再びテーブルにスプーンを落とし、カランカランと金属音と立てた。
｢ほら、だめじゃない。はい、あ〜んして？｣
｢っ、くそ・・・、っぁ、あー｣
大きな口を開けてぱくっと一口食べる。
｢うまい・・・｣
｢そう？良かった！｣
｢恥ずかしいだろ、さすがにあーんだなんて・・・｣
｢私も恥ずかしいけど、エレンのためだもん
なんでもするよ！｣
｢なんでもっ！？｣
エレンはさらに顔を真っ赤にさせる。
可愛い、思春期だとそれにも反応しちゃうのね。
｢うん、エレンには色々感謝してるし。
あ、わかめスープもちゃんと飲んでね？はい、あ〜ん？｣
｢オレも、お前には感謝、してる・・・ぁ、あーん｣
エレンがあーんって言うなんて・・・くそ可愛いな、萌える。
彼は頬を赤らめながらもご飯を完食させた。
その後素早くお皿を洗い、お風呂も済ませた。
なぜなら私は、エレンに話したいことがあったから。
パジャマ姿でエレンの元へと向かう。
｢エレン、話したいことがあるの。ちょっといいかな？｣
｢な、なんだよ、いきなり・・・っ｣
私の姿をみて目を逸らす。
｢隣、座るね｣
｢構わねぇけど、話ってなんだ？｣
｢あのね、修学旅行の事なんだけど｣
正直言って、私は心配していた。
今回の修学旅行の行き先は『沖縄』
もちろん、海や山を見られることになるだろう。
でもそれは、エレンが夢見ていたこと。
壁の外に出て、海や山を見るためにエレンは巨人を駆逐しようと決めた。
もし、修学旅行に行って、海や山を見てしまえば・・・
その野望さえも薄れ
壁外にでるのがどうでもよくなってしまうのではないかと私は恐れていた。
『進撃の巨人』という物語の歴史を――変えてしまうのではないか―――
私は不安を抱いていたのだ。
それに、金銭的問題もある
エレンと私、一緒にいけば軽く１０万は超えてしまう。
私だけ行ってしまえば、きっとエレンは１人では暮らせない。
結果、これを回避する方法は、１つ
＿修学旅行を諦め一緒に家で過ごす。
私はここまでの過程をエレンに説明した。
するとエレンは・・・
「・・・＿＿＿＿＿＿」
.
ラッキー巨人
巨人化エレン
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http - すいません。二回押しちゃってました（；＿；） (2017年6月30日 15時) (
レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます(*^^*)そうですよね！エレンを知ってるのは主ちゃんなんですから！！主ちゃんとエレンは運命共同体（（ 更新ノロマですが宜しくお願いします！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - 萌花さん» コメントありがとうございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))遅れて申し訳ないです(T ^ T)胸キュンしていただいて嬉しいです(*^^*) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めるこ
| 作成日時：2013年7月20日 14時
