39.なんでも言いあえる仲になりたいな ページ39
｢はぁ・・・｣
学校に出て帰宅中にも関わらずエレンはちょっと怒り気味。
なんとか機嫌を損ねまいと試みるが
「あ、そうだ、ジュース、飲む？」
「・・・」
｢あっ、見て見て！ちっちゃいわんちゃん！かわい〜｣
｢・・・｣
｢ぁ、今日i pod 持ってきたんだ、音楽一緒に聞く？｣
｢・・・｣
｢・・・｣
気まずっっっ！！！
この空気なんだよ、怖いよ
あ、なに、もう私が空気なの？
ユーレイなの？
｢どいつもこいつもAにベタベタしやがって｣
｢さっきからなにごにょごにょ言ってんのよ〜｣
｢・・・！！｣
私は前を歩くエレンをのぞきこんだ。
自然と上目遣いになる。
｢そんな怒らなくてもいいじゃん？｣
｢怒ってねーよ、お前にムカついてるわけじゃねーし・・・
いや、色々と気付かないAに少しムカついてるのかもしんねーけど・・・｣
目を逸らし困ったように頭を掻く。
｢イライラするときは甘いもの！お菓子買おう！｣
私は勢いに任せ、エレンの手を思い切り掴んだ。
がその瞬間
｢・・・っ！！｣
エレンの表情が一気に険しい顔に変化する。
｢・・・エレン？｣
｢悪ぃ、なんでもねぇ｣
彼の今の表情は不機嫌とか、そういうんじゃなくって
なにか痛みを持っているような、そんな。
まさか
私は再度エレンの手を取り出し凝視した。
｢怪我、してるんじゃないの？｣
｢っ・・・！｣
｢・・・！早く家に帰ろう！処置しなきゃっ！｣
私は反対の腕を掴み、自分の家へ直行した。
＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢こうして、こうで｣
家に帰ってさっそくエレンに包帯を巻く。
打撲なのかよくわかんないけど、ちょっと腫れてる。
｢はい、できた！｣
｢って！！叩くなよ・・・｣
｢ぁ、ごめん
これ、どこで怪我したの？｣
｢そ、それは｣
言葉が見つからないのかそのまま黙り込んでしまった。
肩を落としている彼を見て、察しがついた。
｢まさか、私を助けてくれたときに？｣
｢・・・！！｣
まさに、図星の顔。
やっぱり、そうだったんだ。気付かなかった。
エレンは怪我してたのを、私に隠してたんだ。
ラッキー巨人
巨人化エレン
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http - すいません。二回押しちゃってました（；＿；） (2017年6月30日 15時) (
レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます(*^^*)そうですよね！エレンを知ってるのは主ちゃんなんですから！！主ちゃんとエレンは運命共同体（（ 更新ノロマですが宜しくお願いします！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - 萌花さん» コメントありがとうございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))遅れて申し訳ないです(T ^ T)胸キュンしていただいて嬉しいです(*^^*) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めるこ
| 作成日時：2013年7月20日 14時
