38.簡単な理由 ページ38
放課後。
｢雅くん・・・どうしてですか？｣
｢堅いなぁ、敬語いらないし、隼人でいいよ｣
｢じゃあ、隼人くん、どうして班に私達入れたの？｣
私は放課後、みや・・・隼人くんの生徒会室に訪れ、問題のある班編成について質問している。
今日は偶然にも、隼人くんだけのよう。
隼人くんは口を開く。
その理由は・・・
｢だから、君たちが気に入ってたから｣
ニコッとさわやかな笑みを浮かべる。
その笑顔にドキッとしそうになったが
｢・・・｣
うん、納得いかねぇっ！
なにその理不尽な理由！
まぁ、エレンや天里と一緒だったから文句はないけどさ。
｢それに、一番はAちゃんと一緒の班が良かったからだよ？｣
｢話を逸らさないでください｣
こんなイケメンにそんな言葉されたら落ちるわ！
冗談だと私は分かっている、引き下がるわけにはいかない。
｢まぁまぁ怒らないで。別に君達を縛るつもりじゃないんだ｣
｢そう・・・｣
｢そういえば、エレン君は？｣
｢え？そうですね、エレ・・・｣
その瞬間
｢２人、だけだよ？この部屋｣
｢・・・え？｣
目の前に隼人くんの整った顏。
隼人くんの目が私を捕らえるように光っている気がした。
鎖骨の見える色気とアクセサリー。
男の色気をそそる香水の匂い。
｢隼人くん、え、どうしたの・・・？｣
そういうと隼人くんは目を丸くした。
丸くしたと思えば、またすぐに微笑んできた。
｢はは・・・全く、Aちゃんは鈍感だなぁ｣
今度は拍子抜けしたような呆れた顔をした。
隼人くんは私から顔を離し
｢さて、あとは書類整えて帰るかなー｣
｢・・・｣
びっくり、したぁ・・・
ものすごい整った顔があったから、ﾄﾞｷﾄﾞｷしちゃうよ、ノックアウトされるわ。
｢Aっ！｣
耳を塞ぎたくなるような豪快なドアの開ける音。この声・・・
｢エレンッ！｣
｢遅いから、どうかしたのかと思ったら｣
｢・・・｣
｢２人、だけじゃねぇか｣
エレンは眉間に深くしわを寄せて不機嫌そうに隼人くんを睨みつけた。
｢あれエレン君？Aちゃんを待ってたの？｣
｢お前・・・Aになんもしてねーだろうな｣
｢はは、早とちりはやめてほしいなぁ、なんにもしてないよ｣
｢本当か？A｣
｢大丈夫だよ！されてない！
全く、心配性だな、エレンは｣
｢・・・普通だ｣
エレンはフイッとそっぽを向いた。
39.なんでも言いあえる仲になりたいな→←37.展開についていけません
ラッキー巨人
巨人化エレン
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http - すいません。二回押しちゃってました（；＿；） (2017年6月30日 15時) (
レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます(*^^*)そうですよね！エレンを知ってるのは主ちゃんなんですから！！主ちゃんとエレンは運命共同体（（ 更新ノロマですが宜しくお願いします！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - 萌花さん» コメントありがとうございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))遅れて申し訳ないです(T ^ T)胸キュンしていただいて嬉しいです(*^^*) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めるこ
| 作成日時：2013年7月20日 14時
