36.天然の大胆ぶりはパネェ ページ36
｢エレン、付き合ってくれてありがとね｣
｢おう！お礼なんて、いらねぇよ｣
２人で病院を出て帰る道。
｢夜は危ねぇから早く帰ろうぜ｣
｢大丈夫だよ、エレンいるしっ
あの時だって、助けてくれたしっ！｣
それを聞いたエレンはピタッと足を止めた。
｢・・・どうしたの？｣
｢＿＿＿＿＿＿だからな・・・｣
｢え？なｎ―――｣
｢これでもめちゃくちゃ心配したんだからな！｣
気付けばエレンの両腕は私の両肩にあった。
エレンの大きな手がしっかりと私の肩を掴む。
｢あはは、全く大げさだよ｣
｢大げさじゃねぇよ！！｣
両肩を掴む力が除々に強くなった。
同時に震えるエレンの身体。
｢本当に心配したんだからな・・・！！
Aが男に囲まれてつかまってた所を見た時
心臓が止まりそうなくらい、驚いて
もしAになにかあったのかと思ったら・・・オレ・・・｣
｢エレン・・・｣
エレンの身体が強く私の身体を包んだ。
ほわっと匂ういい香り。
｢もう、お前を１人にしない｣
耳元で聞こえる艶やかな声。
その声が身体をくすぐる。
｢・・・っ｣
｢これからも・・・絶対にAを守るから｣
がっちりとした身体が密着する。
下手したら、胸まで密着しているんじゃないかってくらい。
心臓の音が聞こえてしまうのではないかというくらい。
｢ぇ、エレン・・・っ｣
私はその時、異変に気付いた。
｢離して・・・？｣
｢えっ・・・｣
｢あらぁ〜熱いわねぇ〜｣
｢いまどきの子は大胆よねぇ〜｣
買い物を済ませたおばさんたちがニヤニヤしながら
こっちを向いていた。
｢っ！？｣
｢・・・・・・っ｣
｢ごごごごごめんっ！！｣
顔を真っ赤にしたエレンはパッと離した。
夜道でもまだ人通りはあった。
公の場で、抱きしめられてしまった。
でも純粋な彼は私のためにした行動だったんだと思う。
｢ごめん、困らせて・・・それほど、心配してたんだ｣
「優しいんだね、ありがとね｣
｢・・・ほらっ｣
エレンは私に手を差し伸べた。
｢もう絶対、１人にしない。オレがさせない｣
｢・・・うん、ありがとう。私もエレンの傍にいるね？｣
｢あぁっ！｣
お互いギュッと手を握った。
ほんとだ、あったかい。そばに居てくれるんだね。
37.展開についていけません→←35.外見で決めつけるのはよくない
ラッキー巨人
巨人化エレン
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http - すいません。二回押しちゃってました（；＿；） (2017年6月30日 15時) (
レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます(*^^*)そうですよね！エレンを知ってるのは主ちゃんなんですから！！主ちゃんとエレンは運命共同体（（ 更新ノロマですが宜しくお願いします！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - 萌花さん» コメントありがとうございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))遅れて申し訳ないです(T ^ T)胸キュンしていただいて嬉しいです(*^^*) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めるこ
| 作成日時：2013年7月20日 14時
