25.煙弾と携帯の違い？音の大きさじゃないかな ページ25
あの出来事があってから、エレンは一言も私に話かけてこなかった。
それを見計らった女子たちはエレンに迫り来た。
｢ねぇ！エレン君って外国から来たの〜？｣
｢どこに住んでるの？｣
｢メアドあったら教えてよ〜！｣
｢ぇっと・・・｣
相変わらず困ってるようだけど・・・。
｢コラー！SHR始めるぞ、席に着けー！｣
先生は教卓に手を置いて話を始める。
はぁ、１日が長く感じた・・・。
｢そろそろお前らも修学旅行だ！気を引き締めて規則正しい生活をしろ！以上！｣
エレンは聞いたこともない単語に首を傾げた。
・・・すっかり忘れてた。
もう修学旅行だった。
どうしよう、エレンは全然知らないだろうし。
帰ったら相談しなきゃな。
そんなことを考えているうちに放課後をむかえる。
｢じゃあねー！A、エレン！｣
｢また明日ー！｣
スマホを開いてスケジュールを見る。
見てみると、明日は土曜日。
何も予定は無いし、のんびりできる。
「よっしゃあ」と声が出た。
｢楽しそうだね｣
ん、今エレンじゃない声が。
「やぁAちゃん、エレン君｣
雅隼人くんではないですか。
｢そういえばさ、Aちゃんはいつもエレン君といるよね？
どうしてなの？｣
｢そりゃあ、Aと一緒に住んｄ――｢あああー！！｣―！？｣
ちょ、エレン無駄に素直すぎ！
｢あああそこに可愛い小鳥がいるー！早くいこー！！｣
｢なにいってんだ、いねぇじゃｎ――｢いま飛んだー！！！｣｣
｢はは、面白いね、Aちゃんは｣
面白くさせた元凶はエレンですから！！
こんなところで一緒に暮らしてるなんていったらやばいから！！
｢面白いのを見たところで、俺は生徒会に行くから。またね｣
｢は、はい｣
そっか、雅くんって生徒会長だったんだっけ。
今回の修学旅行の日程やグループなどのまとめも
雅くんに託されているらしいし。
｢あっ、そうだ、これ。手、出して？｣
手を出すと千切ったメモ用紙に英数字が書かれている。
｢これって・・・｣
｢メアドだよ。良かったら俺に頂戴？
あと、エレン君も携帯持ってたらぜひ俺に送ってよ｣
手を振って背を向ける雅くん。
｢けいたい？めあど？なんだ、それ｣
｢携帯っていうのは遠い人と連絡が取れることだよ｣
「そうなのか、すげぇな！煙弾みたいなものか！｣
うん。あってるっちゃあってるけど。
もうなにツッコまないでおこう。
26.土曜って自分が解放されたような気がする→←24.彼の焦った顔
ラッキー巨人
巨人化エレン
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 240人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
http - すいません。二回押しちゃってました（；＿；） (2017年6月30日 15時) (
レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます(*^^*)そうですよね！エレンを知ってるのは主ちゃんなんですから！！主ちゃんとエレンは運命共同体（（ 更新ノロマですが宜しくお願いします！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - 萌花さん» コメントありがとうございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))遅れて申し訳ないです(T ^ T)胸キュンしていただいて嬉しいです(*^^*) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めるこ
| 作成日時：2013年7月20日 14時
