14.全然良い日 ページ14
・・・よし、５時間目だ。
｢天里、ごめん、今日早退するね｣
｢え、ほんと？ご飯食べなかったからじゃないの？｣
｢うん・・・ちょっと気持ち悪いかも、ごめんね天里｣
｢大丈夫、きにすんな☆｣
ほんとのほんとにごめん・・・天里！
｢先生 気分が悪いです、早退してもいいですか・・・？｣
いかにも吐きそうな演技をした。
・・・うまいかな？
｢大丈夫か？かなり悪そうだな。まずは保健室いってきな｣
「はい」
優しい先生も ほんとうにごめんなさい・・・！
荷物をまとめて教室を出る際、何人かの男子に声をかけられた。
｢大丈夫？Aさん｣
｢気をつけて帰れよ！｣
｢わぁ・・・ありがとう！｣
なんだろう、悪い日と思ってたけど
今日はすっごく良い日だ！
この調子ならたくさん友達もできそう。
あ、笑っちゃだめだ、全然元気になっちゃう。
少しニヤつきながら教室を出た。
保健室から早退届けを出し、エレンの元へ向かった。
｢おまたせ！エレン！｣
｢おう、行こうぜ！｣
私たちは逃げるように校舎から出た。
そして今、正門を出ようとしているわけだが
昇降口から正門まで約70m。
そのすぐ隣には校庭・・・。
校庭に人がたくさんいる。
不運なことに、体育の時間なようだ。
｢エレン、早く行くよ｣
｢え、なんでっ｣
｢いいから！｣
こんな時間に歩いてたら誰でもチラ見するわ！
しかもエレンはイケメンすぎるから見つかったらやば――
｢ねぇ！見てあの人！｣
｢え？なに！？ちょーかっこよくない！？｣
はいアウトー。
｢エレン、いい？女子の方に向いちゃだめだよまっすぐ向いてじゃないと色々な意味でひどい目に遭うからねもしそうなった場合助けないからねわか｢お、おい！｣｣
｢なに言ってんだかわかんねぇよ、もっと簡潔に・・・｢きゃぁああああっ｣｣
女子たちの悲鳴の嵐にエレンの言葉が遮られる。すかさずエレンの腕を掴んだ。
｢エレン！走れ！｣
｢ちょ、A！？｣
エレンの腕を引っ張って全力疾走。
あーもう、私 今日走りすぎ・・・！
なんて日だ。
ラッキー巨人
巨人化エレン
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http - すいません。二回押しちゃってました（；＿；） (2017年6月30日 15時) (
レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます(*^^*)そうですよね！エレンを知ってるのは主ちゃんなんですから！！主ちゃんとエレンは運命共同体（（ 更新ノロマですが宜しくお願いします！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - 萌花さん» コメントありがとうございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))遅れて申し訳ないです(T ^ T)胸キュンしていただいて嬉しいです(*^^*) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めるこ
| 作成日時：2013年7月20日 14時
