2.はい、私の彼氏なんです！ ページ2
｢どうしましたか！｣
｢倒れていたんです！お願いします！｣
携帯で119番して、救急車を呼ぶ。
救急車隊員は少年に「大丈夫ですか？」と声をかけているが、反応はない。
救急車に乗り込んだ時
・・・正直言って、びっくりした。
あまりにも顔が整っていたからだ。
しかも、どこかで見たことがある。
そう、まるであの
進撃の巨人・・・の主人公
え！？
進撃の巨人の主人公！？
うん、似てる、似すぎてる。
画像とかマンガとかアニメとかちょこちょこ見てみたけど
(友達がしつこいから)
この少年は、エレンだ。
この少年、一体どこから・・・？
そんな考えを巡らせていると、隊員は私の方を見た。
｢この患者は貴方の家族ですか？｣
｢え、いや、いいえ、彼氏なんです！エレンっていいます！｣
｢わかりました、傷は深くないので問題ないですが
意識がないようなので病院へ行きます｣
｢はい、わかりました｣
どうしよう、こじつけで言っちゃったよ。
なんとか、なるよね？
･
･
集中治療室で処置を終え、個別の病室に移動された。
白いベッドにエレン(仮)は寝ている。
シーツにしわが多少寄れていて、身体を動かしていたんだなと思った。
よかった、元気になってきてる。
下の売店で買ってきた小さな花を慣れた手つきで花瓶に活けた。
ポタポタとリズムを刻んで落ちている点滴を見つめる。視線を彼に移した。
スースーと寝息を立てているエレン(仮)。
長いまつ毛、スラッとした鼻、透き通った髪。
寝ている姿もかっこいいな。
というか、可愛い。
こんなのこの世界にいたらモテモテだよな。というか、芸能界にスカウトされるレベルだわ。
｢んっ・・・｣
エレン(仮)は薄目をあけ、綺麗な瞳を覗かせた。
｢あっ・・・｣
｢ここ、は・・・｣
目を覚まし、目線だけで部屋を見回す彼。
まずは把握してもらわなきゃ、ダメよね。
｢病院だよ｣
｢・・・え？｣
｢貴方が道で倒れてたの。それで・・・｣
エレンは自分の今いる立ち位置に気付いたのか、目をゆっくりと見開いた。
｢巨人はッ・・・！？みんなはッ！？｣
「え！？それは・・・」
「それに、誰だよお前！！」
エレンは躊躇もなく暴れだした。
見知らぬ私と見慣れぬ病室にパニックになっているのだ。
このまま放置すれば、逃走するのも時間の問題・・・とりあえず、静まらせないと！
ラッキー巨人
巨人化エレン
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http - すいません。二回押しちゃってました（；＿；） (2017年6月30日 15時) (
レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
http - 逆トリ＆エレンさいこうぅぅうぅうう！いつも楽しく読ませてもらってます！最終的にはエレンとくっつくのかな？これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2017年6月30日 15時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます(*^^*)そうですよね！エレンを知ってるのは主ちゃんなんですから！！主ちゃんとエレンは運命共同体（（ 更新ノロマですが宜しくお願いします！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - 萌花さん» コメントありがとうございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))遅れて申し訳ないです(T ^ T)胸キュンしていただいて嬉しいです(*^^*) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 72138166f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めるこ
| 作成日時：2013年7月20日 14時
