61.引き換えの奈落じゃ ページ13
｢って言う事だ！｣
いままでの経緯を私に説明するとうーんと私は唸った。
｢その間、おじちゃんとどんな話してたの？｣
それに対し｢え、それは、いやぁ｣と有耶無耶に終わらせたまま学校を終える。
あの２０万円騒動が起きた後、私はそのまま大事に家に持ち帰った。
だって、料金は口座から支払うものだし。
ほんとにエレン、これ稼いじゃったんだな・・・
「ほんとにいいの？」と最終確認するも「いーの！今オレ欲しいものとか全然ないし」と即答された。
エレンは顔をキラキラさせながらベッドへダイブする。
｢それにしても、楽しみだな！修学旅行！｣
｢エレン、ありがとね。
行けるのも、エレンのおかげだよ｣
｢いーんだよ。オレだって行きたかったんだから。なぁ、衣類の支度しようぜ！｣
｢えぇっ！？早いよ支度するの
まだまだ時間はあるんだよ？｣
｢えぇっ！？待ちきれねーよ！｣
エレンはどうやら明日行くって思ってるらしい。子供みたいな考えに思わず吹き出した。
｢A、どうした？｣
｢ううん、なんだか、にぎやかでいいなって｣
そう言うと「んだよ、変な奴・・・」と照れたようで、口ごもってしまった。
｢ねぇ、今のうち、勉強しよっか？｣
｢え？勉強？｣
｢うん。だって修学旅行終わったらすぐテストだよ？｣
「まじかよ！数学とかならまだしも、世界史とかわかんねーよ！｣
そりゃそうだ。此処の世界の歴史なんて知ってたら怖いわ。
｢だからそれをこれから教えればいいんでしょ？｣
｢うっ・・・お願いします、A先生！｣
｢ふふ、はい、宜しくねエレン君？｣
そうだ、これから大変になるんだ。
まともな成績取らないと追試になったり進級できなくなったりする。
この世界を知らないエレンにとってはかなりのネック。
エレンの欠点だけは逃れなきゃ・・・
修学旅行までの間、私達は猛勉強に励んだ。
.
エレンくんが一言
｢え？ミカサ？普通の家族だけど。お前？お前は･･･。内緒｣
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めるこ(プロフ) - パオパオさん» ありがとうございます！そうです、決してクレアのものではありません( *｀ω´)ぜひこのエレンを独占しちゃってください♪ (2018年10月13日 11時) (
レス) id: d8157e943f (このIDを非表示/違反報告)
パオパオ - エレンは私のもの！！…更新頑張ってくださいね！！ (2018年9月2日 23時) (レス) id: 9d2223bf2d (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - reiponnさん» コメントありがとうございます！おそらく想像もつかないような展開になると思いますので、見守っていただけますと嬉しいです(o^^o) (2018年7月23日 19時) (レス) id: d8157e943f (このIDを非表示/違反報告)
reiponn(プロフ) - ああああああああああやめてえええええええ、クレアちゃんに興味示したらだめええええ泣ちょっと雅くん（＾ω＾）ちょっとお邪魔かな？うん（＾ω＾）この二人が幸せに結ばれますように！！更新頑張ってください！ (2018年7月15日 17時) (レス) id: 61a6d8b17c (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます！はい、頑張らせていただきます(T ^ T) (2018年5月29日 16時) (レス) id: d8157e943f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めるこ
| 作成日時：2014年1月17日 22時
