59.きっかけ(１日目) ページ11
｢もっと、エレン君と話したいなぁ。
そうだ、飲み物をいれてくるから、ちょっと待ってて｣
「紅茶とコーヒーどっちがいい？」と言われ、コーヒーを頼むと給湯室の方へ向かって理事長が見えなくなった。
あたりを見回すと、高級そうな置物がたくさん。
やっぱ広いな、此処・・・
見たことのない物ばかりに目を釘付けていると、ある物が視線に止まった。
｢あれ・・・？｣
あの掛け時計・・・。
時計は動いているが、短針やおろか、秒針が進んでいない。
オレはそこにあった小さい椅子を台替わりにし、その時計を見てみた。
｢ん・・・ユニットが壊れてんのかな・・・｣
｢エレン君、なにをしているんだい？｣
煙を沸かしたコーヒーカップを理事長はテーブルに置いてオレに近づいた。
｢あ。この時計、動いてないなって
理事長、ドライバー持ってませんか？｣
｢ああ、あるよ。これだね｣と引き出しを探り、ドライバーを受け取ると中身を取り外す。
｢埃がたまってる・・・。
それと、電子回路、接触不良起こしてますよ
紙やすりかなんかで磨いたら直ると思います｣
｢すごいな。機械系、詳しいんだね｣
｢はい。立体き・・・ちょっと、勉強してたことがあって、あはは｣
｢エレン君、いいことを思いついたぞ！｣
｢・・・はい？｣
｢君に、頼みたいことがあるんだ！｣
｢な、なんでしょう？｣
と、興奮気味な理事長に案内されたのは
｢すげぇ・・・！！｣
大部屋には機械系のものがズラリと並んでいた。
立体起動よりも遥かに技術力が高い気がする。
｢ここには私がコレクションをしている部屋だよ
テレビ、パソコン、車、携帯、他にもたくさんあるんだ！｣
聞いた事のない単語が多々あったけど
とにかく、すげぇ。
｢そこでだ。ここには、壊れてしまったものが結構あってね
君に、治してほしいんだ！！｣
ま、まじかよ！！
全然しらねぇ機械だけど、なぜか胸がざわついている。
もしかしたら出来るかもしれない。
｢個々の機械の取り扱い説明書とかありますか？｣
「あるよ！エレン君できるかい？」
「はい、やってみます！」
こうして、オレの１日目が始まった。
エレンくんが一言
｢え？ミカサ？普通の家族だけど。お前？お前は･･･。内緒｣
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めるこ(プロフ) - パオパオさん» ありがとうございます！そうです、決してクレアのものではありません( *｀ω´)ぜひこのエレンを独占しちゃってください♪ (2018年10月13日 11時) (
レス) id: d8157e943f (このIDを非表示/違反報告)
パオパオ - エレンは私のもの！！…更新頑張ってくださいね！！ (2018年9月2日 23時) (レス) id: 9d2223bf2d (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - reiponnさん» コメントありがとうございます！おそらく想像もつかないような展開になると思いますので、見守っていただけますと嬉しいです(o^^o) (2018年7月23日 19時) (レス) id: d8157e943f (このIDを非表示/違反報告)
reiponn(プロフ) - ああああああああああやめてえええええええ、クレアちゃんに興味示したらだめええええ泣ちょっと雅くん（＾ω＾）ちょっとお邪魔かな？うん（＾ω＾）この二人が幸せに結ばれますように！！更新頑張ってください！ (2018年7月15日 17時) (レス) id: 61a6d8b17c (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます！はい、頑張らせていただきます(T ^ T) (2018年5月29日 16時) (レス) id: d8157e943f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めるこ
| 作成日時：2014年1月17日 22時
